舞台挨拶での記念撮影
1月の町長選挙を終えて見た映画は「「パラサイト」。
そして、昨日の「子どもたちをよろしく」。
寺脇研さんが渾身の力で仲間たちと作ったのがこの映画。
ロケ地は桐生市。
子どもたちは学校だけでなく、社会の中で、そのことを意識できずに生きている。家庭内での虐待、分断された格差社会、現実を直視しない大人社会で、子どもたちはいじめをいじめと理解できず、悲惨な結末へ向かってみんなで進んでいく。
「目を覚ませ」という寺脇さんの思いが見事に描かれた作品になってる。
上映後、寺脇さんと話をする機会を得たが、「現実はこんなものじゃないけど、僕にはこれ以上のことは描けませんでした。この作品から察してください」とのこと。
私自身、目を曇らせないためにも、今後も社会の有り様を伝える作品には迫っていきたい。
「子どもたちをよろしく」はシネマテークたかさきで3月20日まで上映。
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