みんな寿命を全うしようぜ

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西表島で会った昼の蝶

2018年6月16日土曜日

「本能寺の変と地域学ー群馬・1582年夏」/県立女子大

歴史と結ぶ地域学
彼は玉村町職員です。
2階席まで一杯の会場


 県立女子大学での地域学、今回は「本能寺の変と地域学ー群馬1582年夏」。
 戦国時代の群馬を「本能寺の変」という全国政治を通して考える企画といえる
 東京大学史料編纂所の金子拓准教授が「本能寺の変から清洲会議まで」、「本能寺の変はどう知らされたか」を群馬県立歴史博物館の青木裕美さん、「神流川合戦を空から見る」を玉村町教育委員会の中島直樹君、「1582年の上信地域ー沼田紛争への道ー」を群馬県文化財保護審議会専門委員の久保田順一さん、栃木県立博物館江田郁夫さんの「1582年の北東関東ー沼尻合戦への道ー」へと繋ぐと、当時の日本全体の政治の動きと県内そして玉村町のかかわりまで理解できるようになる。
町職員の中島君には専門とはいえ、この分野での今後の研鑽を期待したい。
 この時代に関心を寄せる人は多いようで、2階席まで満席状態、歴史と地域の深みを学ばせてくれる女子大の地域学の今後に一層期待したい。

2018年6月2日土曜日

大英博物館「北斎」を観る/シネマテークたかさき



 2017年5月~8月にかけて大英博物館で開催され大行列になった「北斎」の展覧会の裏舞台や作品を識者が情熱を込めて語る姿に圧倒される。
 ピカソやモネを魅了し、最晩年の90歳まで絵を書き続けた北斎が海外で評価されている意味がこの映画で分かる。
日本人必携の一作。
 シネマテークたかさきで6月8日まで上映。

2018年6月1日金曜日

「タクシー運転手~約束は海を越えて~」シネマテークたかさきで上映

タクシー運転手~約束は海を越えて~


 1980年5月の韓国光州市で起きた「光州事件」を題材にした話題の映画「運転手~約束は海を越えて~」がシネマテークたかさきで6月9日から22日まで上映される。
 朴正煕死亡後に起きた光州市での民衆蜂起の実話を映画化したもので、その真実の姿に観た者は感動する。
 当時、27歳だった私は住んでいた日暮里のアパートから京成線に飛び乗り三里塚集会に参加、光州蜂起連帯闘争をたたかった事を昨日のように覚えている。
 当時の学生達が民主労総をつくり、今、責任世代として韓国の政権を担い、南北会談を実現し、米国をも動かし朝鮮半島から戦争の火種を消そうとしている。
いいではないか。犠牲になった人達も喜ぶだろう。
 もう一度、歴史を振り返り、民衆の力を確認するためにも必見の映画がこの作品「タクシー運転手~約束は海を越えて~」だ。