みんな寿命を全うしようぜ

みんな寿命を全うしようぜ
西表島で会った昼の蝶

2017年4月27日木曜日

居酒屋友栄で毛呂先生を偲ぶ会

傘寿までもうすぐのこの若さ
年季が違うこの姿

3月に亡くなった高校時代の恩師毛呂實先生を偲んで教え子が居酒屋友栄に集まった。先生には我々の還暦同窓会にも来て頂き、還暦後の過ごし方など面白い話を聞けたし、もうお互い、お別れも遠くはない、との腹づもりもあったが、やはり別れは寂しい。
 70年安保闘争、あの頃の学校は規則や規律はあったが、適当にやっていたし、学校の縛りを感じたことはほとんどなかった。社会に若者が反乱を起こしていたし、それが当たり前だった。お行儀なんぞいいわけない。そのままここまで来てしまったが、最近、集まると安倍政治の批判は勿論のことだが、病気の話しが多くなってきた。いつも来る友人が体調不良で欠席とか、やはり年齢だろうか。
 しかし、この友栄という居酒屋、夜の繁華街(昔の話)の西からの入り口にあるが、一帯は昔の面影はない。そこで孤軍奮闘し生き抜いているのだからこれもすごい。
女主人は年季の入った踊りの先生、もうすぐ傘寿にはとても見えない若さ、姿勢がとにかくいい。
 今日は供養に踊るよ、と見事な舞を見せてくれた。夫は写真が趣味の人、そして、店を手伝っているお姉さんは92歳。本当かい、とみんな唖然としたが、「キチンと生きていれば生きられるんよ。踊りの生徒になりなさい」ときた。この店の看取りもする羽目になりそうだ。
 珍しい「14代」という焼酎をみんなで飲み、軽く二次会に行って現地解散。
1時間半かけて静かな夜を歩いて帰宅、足は強いぞ。

2017年4月16日日曜日

まだまだ楽しめる東部スポーツ広場の桜/玉村町

満開の八重桜
まだまだ桜が楽しめるスポーツ広場
ブラジルチームの日曜日サッカー

 年齢のせいか、朝5時頃目が覚め、新聞を読んだ後、6時前から散歩に出た。もう桜も見納めだろうと東部スポーツ公園に行くと、まだまだ花は頑張っているし、今はボタン桜、八重桜が満開状況。
一度帰宅し、カメラをもって再び公園に行ったら、日曜日ごとにサッカーをしているという20人ほどのブラジル人グループの試合に出くわした。桜の公園で汗を流す若い連中のそのプレイの達者な事、さすがブラジルという感じ。玉村町、伊勢崎、高崎に住んでいる人たちという。余りに見応えがあったので1時間ほどたたずんでしまった。
 今日は一日、事務所に詰め、仕事の整理に費やす予定なので、呑気にサッカー見物という訳にもいかない。
 それにしても春だねえ。
朝鮮戦争は止めてくれ。反目し合い軍事にカネなどかけないで、米・朝サッカー試合で勝負しろい。
会場は東部スポーツ広場、利根川にカールビンソンと万景峰号の模型を並べて、バクダン用火薬を花火に変えて豪華花火大会。その方がみんな幸せになれる。

2017年4月15日土曜日

ユニゾンハーモニカクラブ合同演奏会

この迫力
内田典子独奏
満席の会場もウットリ
花束も持ちきれない
ピアノ演奏から独奏までを演じた須藤斉先生

 満席の高崎シテイーギャラリーでユニゾンハーモニカクラブ合同演奏会を初めて聞いた。同級生の内田典子さんの独奏を聴きたくて行ったのだが、まあ、クラブ員、60代の人はまだ若いようで、70代、80代が中心の感じだが、見ると、若い頃、それぞれの分野で相当活躍していたやに見受ける。こんなにも生き生きとハーモニカを吹きまくるなんてすごい。故小池正夫先生のハーモニカを思い出した。
 独奏を演じた内田典子さんの見事な演奏にはアンコールもあり3曲聴くことができた。
 何より驚いたのは、最初のピアノ演奏から最後の独奏までやり抜いた88歳の須藤斉先生、ユーモアもありただ者ではない指導者とみた。囲碁の観戦記者とか。
 来年もやるそうだ。生涯学習としても最適。

2017年4月10日月曜日

桜満開

菜の花と桜道
東部スポーツ広場から見た浅間山
梨の木山古墳と浅間山

この季節になると足が向いてしまうスポットがここだ。
玉村町スポーツ公園と下茂木の桜、どちらも残雪の浅間山を背景に美しい光景が広がる。このシーンもまもなく終わり春から夏へと季節は移る。時間は猶予しない。

2017年4月8日土曜日

伊勢崎で「共謀罪」学習会

講師は吉野晶弁護士
主催者者としてあいさつ
堀越君も熱いあいさつ


 組織犯罪処罰法(共謀罪)の学習会を伊勢崎市民文化会館で開いた。
 秘密保護法、戦争法等々、次々と戦争への道へと法整備を進めている安倍政権は、いよいよ内心の自由にまで踏み込む共謀罪の成立を目指している。教育現場での教育勅語を容認するなど、その腐敗堕落ぶりには怒りしかわかない。
 吉野晶弁護士を講師とする「共謀罪」学習会を開きその危険性を共有した。キング牧師の「最大の悲劇は、悪人の圧政や残酷さではなく善人の沈黙だ」という言葉が今ほどしみ通るときはない。
 岡田愛之助さんが、国際情勢も含め、行動闘争の重要性を訴え閉会した。
 たたかう時は今しかない。

2017年4月6日木曜日

思いもかけない絵の贈り物

金さん親子と
コ・ポラムさんからの贈り物

 昨夜は濱口富士雄県立女子大学長の夜間講座「論語を読む」で、「子曰く、学びて時にこれを習う。亦説ばしからずや」等々とやっていた。 
 その頃、群馬朝鮮学校の卒業生コ・ポラムさんが母親の金春琴さん、弟さんと一緒に玉村に来て、彼女が朝までかけて一晩で一気に書き上げた絵をプレゼントしてくれた。
 今は成長し20歳になった彼女は、朝鮮大学校を卒業し美術系研究員として大学院に通うという。
 絵の特徴は、学校に通っていた頃、体験したいちご狩り、みかん狩り、ブルーベリー狩りをもとに、いちご、みかん、ブルーベリーを背景に石川農園とし、虹で結んでいる。2人の特徴も見事につかんでいる。
 私は何を求めているわけではないが、朝鮮学校の子どもたちにとり日本人との交流はそう多くはないようだ。
 昨今、日朝の政治関係の悪化の中、朝鮮学校への補助金すら打ち切る大きな動きがあるが、これは完全に間違っている。
 在日の子どもたちを日本人の子どもと一緒に育てられなくて何が国際国家だと言いたい。
 彼ら彼女らの生きる未来は私たちと同じだ。生涯のプレゼントとして大切にしたい。