みんな寿命を全うしようぜ

みんな寿命を全うしようぜ
西表島で会った昼の蝶

2019年10月31日木曜日

それでも面白い「あいちトリエンナーレ・情の時代」

このポーズで1時間立っていると?
ミュージシャンのTシャツを縫い合わせると。

 10月14日、「あいちトリエンナーレ・情の時代」が終わった。
なにか「表現の不自由展」ばかりが、感情的なまでにヒートしたが、他にもおもしろ企画満載といったところ。
 名古屋市美術館に入れば、いきなり世界のミュージシャンのTシャツをつなぎ合わせた大きな布が目にとまる。
これが芸術作品?と思えなくもない。
 印象的だったのは、正装の紳士淑女8人が、同じ姿勢で1時間立っていると、どういうことが起きるか、という企画。
1時間カメラを回し続けた映像を流している訳だが、見る方も1時間立って見るのもつらい。
10分程しか見なかったが、映像の中で紳士淑女が体を曲げたり、くねらせたりしながらもカメラを見続けていた。
最後はどういうことになったのだろう。
 芸術を論として語ることはできないが、作者のそれぞれの思いを勝手に斟酌すればいいのではないか。
 「表現の不自由展」はその真骨頂だった。
一端は圧力に屈しながらも、短期間だが、再開したことを歓迎したい。芸術は本質に反体制、反権力の香ただようもの。
さすが津田大介、「情の時代」とはよく言ったもの。
 

2019年10月27日日曜日

小栗上野介の里を訪ねる小さな旅

講演する大森わたる先生
里見の大正園に突撃訪問
小栗上野介を知ることのできる東善寺
墓の隣にある説明書
秋山博湯長を囲んで

 今年の群馬県町村議会議員研修会は、例年通り吉岡町文化センターを会場に、講師に大森わたる東京大学名誉教授、株式会社感性リサーチ代表取締役黒川伊保子さんをお迎えして開催された。
地方議員として基本的考え方を確認する意味で、また、人間関係特に男女関係の幅に深みを加える意味で、有意義だった。

 夜は「友、東京より来たり」。

高崎で秋山博相間川温泉湯長と迎え、しかし、夜を徹して語り合うほどの話題も熱も体力もなく、10時過ぎには寝た。

 そして今朝、帰るまでの半日程どうして過ごすか考え、結局、相間川温泉で釜めし食べて帰ることに。
 倉渕に行く途中、下里見の梨屋大正園を探しだし寄り込んだ。縁あって知った店だが、とにかく大きく旨い梨、と多いに宣伝、土産として買い込む。
 その後、せっかくの客人のため、倉渕には何もないのか、と言わせないため、東善寺に小栗上野介の墓を訪ねる。
「お墓を見せて下さい」と言えば、「お参りと言って下さい」と返す住職。気に入った、後日、1日かけてお参りするから漏れなき説明を聞きたいもの。
 そして相間川温泉、風呂から出ればドアに張り紙。
「ガソリン代かけても来たい相間川、惚れて通えば千里も一里」秋山博湯長作。
 東京からの友、いたく感動の短い旅を終えて、哀愁の安中榛名駅にひとり乗り込んだ。

2019年10月9日水曜日

こういう映画も乙なもの「YUKIGUNI]

今も働くバーテンダー井山圭一

「BARは人なり」の言葉を体現するようなバーテンダーのドキュメンタリー映画「YUKIGUNI」。
1959年壽屋(サントリーの前身)主催の全日本ホーム・カクテル・コンクールで「雪国」を出品、グランプリ受章。
 以来、現役バーテンダーとして今も故郷の酒田市にある「ケルン」でカクテルを作り続ける井山圭一さんは大正15年生まれ。
 佐高信の出身地、酒田の「ケルン」にカクテルを飲みに行きたくなる映画。

2019年10月5日土曜日

保育園運動会

卒園生の応援も本気
後輩の保育園生を見守る先輩小学生
いじらしい写真
朝鮮学校での懇談しながらの食事も楽しい
お元気な安重根先生を囲んで

 玉村町第四保育所の運動会は、少し風が強めだったが晴天に恵まれみんな楽しそうに過ごした。
私が特に印象的だったのが、保育所を卒園し小学校に入った先輩小学生が、応援にきていたこと。
みんな真剣に後輩の動きを見ている、そのいじらしさがたまらなくよかった。すくすく大人になれ。
 その後、前橋の群馬朝鮮学校で「ウリハッキョの意味を考える」講演があり聞き入った。ウリハッキョとは自分たちの学校という意味。来年は創立60年になるという。
 日本社会で、歯を食いしばりながら未来を見据え、運営していることの意味を日本人こそが知るべきだろう。
日本と朝鮮半島の歴史を学ぶことから接近するといいかも。

2019年10月3日木曜日

喜劇・二本立て観賞.秋です。


お気楽にいきましょう。

 この数年、夜のテレビドラマは見ていない。みーんな事件もので、必ず解決する権力万能神話と勧善懲悪、水戸黄門の現代版と言ったところ。 
 さて今日は、ベイシア文化ホールでの喜劇映画二本立て。チケットは500円とお手頃価格。国立映画アーカイブ主催で「優秀映画鑑賞事業」の一環。
「喜劇・女は男のふるさとよ」、森繁久弥、伴淳三郎が出るとなれば想像もつくだろう。
 そして「大誘拐」は北林谷栄、緒形拳、風間トオル、樹木希林、岸部一徳などが若くおどる。
 想像力が溢れ、寛容さに満ちていた頃だ。
数年前、甘楽町でも見たことがある。玉村町でもやるか❗