みんな寿命を全うしようぜ

みんな寿命を全うしようぜ
西表島で会った昼の蝶

2012年8月23日木曜日

ジャーナリスト山本美香さんの死を悼む

 内戦状態のシリアの北部都市アレッポで日本人ジャーナリストの山本美香さんが銃撃されて死亡した。
 数年前ビルマでのデモ取材中に射殺された長井健司さんを思い出す。
 紛争地の苦しみは「遠い国の出来事」ではなく、日本の私たちにもつながっている。そのことを日本の若い人たちが実感として持てなくなっていることへの危機感を彼女は持っていた。
 紛争地を取材し、そこで生きる人びと、特に女性や子供たちの生の姿を世界に送り、戦争を押しとどめる力になれば、と考えていた山本さんの死を心から悼む。

 新自由主義のなかで、自分さえ良ければ他人のことは関心さえない、という風潮が特に最近は目立つ。
彼女の死にさえ「自己責任」などと言う人もいるだろう。
 しかし、山本さんのような若いジャーナリストが世界中に飛び出し、戦争の悲惨な事実を世界中に発信し、世界はつながっていると訴え続けていることは極めて重要なことだ。

 自国の領土を守れ、と「日の丸」を打ち振りながら、尖閣列島に上陸する愛国者や橋下維新の人気に乗って国会議員になろうとする輩より断然、国際派ジャーナリストの姿勢の方がいい。
 もう周りは愛国保守派だらけで息も詰まりそうだが、どっこいまだまだ生きている。
 本来、人間にとり国境などないはずだ。
 
 

2012年8月21日火曜日

ぐんま「まちづくり」ビジョンの勉強会

県議会庁舎内で〈ぐんま「まちづくり」ビジョンの勉強会〉があった。
県内人口減少傾向のなかでの効率的な都市構造への転換を目指す必要があるというもの。
それはそうだろう。人口増加時代のまちづくりからの発想の転換は急務だ。
 人口減少、産業の分布、急速な高齢化、平坦地あり山間部ありという群馬の地形、自然環境を見据えた上でのまちづくりを望みたい。
 しかも、効率一辺倒では存続できない、都市部には組み込むことのできない山間地域での住みよい地域づくりは、山守りという意味でも必要と考える。
 人間らしく生きることを基本に据えたまちづくり、これは一見非効率に見えるが長いスパンで考えると全体としてよほど効率のよい、特に災害に際して効果的な地域づくりとなることを銘記して欲しい。
 うまれたての子どもから高齢者までの県民が生き生き重層的に暮らせる群馬の環境づくり、やりがいがあると思う。


 今日は文教常任委員会で埼玉県白岡町への行政視察、総合運動公園の説明を受けた。
町の面積は玉村町と同じくらい、人口は玉村町の37000人に比べて50000人と多い。
東京から40キロほどの距離にあり東武鉄道、JR線がとおり駅も複数あれば通勤、通学にも便利な環境も手伝っているのだろう。
梨という特産物もある。
そして白岡町、この10月1日から白岡市となる。
 

2012年8月19日日曜日

よしい星空の映画祭

角倉県議と三木代表

野外上映の醍醐味
 鏑川への平和灯籠流しの後、よしい運動公園体育館広場で夜7時から上映された「オカンの嫁入り」は面白かった。
 毎年どの一作品を上映するか相当迷っているだろうが、時期にあった良作を選んでいるので参加する者としても安心して楽しめる。
 しかし、舞台裏は大変忙しく多くの人たちが暑い時間帯から準備に大汗をかいていたようだ。
 私が到着した6時30分ころには角倉県議もいて三木さんと談笑、栗原君も準備の手伝いで活躍したようだ。
 この時間帯さすがに暑さも和らいだが、座り込んだコンクリートの上はまだ熱く、立ったり座ったりしながら観ていた。
 風もなくこの時期の野外上映としては好条件だったと思う。
 平和を願う星空の映画祭、今後も続けて欲しいもの。

 帰りがけ、吉井町での楽しみのひとつ、豚カツの店「みつ味」でヒレカツ定食と冷たいビールを一杯。これが実にうまいのだ。

2012年8月18日土曜日

毎週金曜日の高崎駅西口広場デモに初参加

 高崎に夕方用事があったこともあり、昨日が3回目の高崎駅西口での脱原発金曜日デモに初参加した。
 雨模様だったが7時時点で50人ほどが参加していた。
知り合いより全く知らない人の方が多かったので、運動の広がりがここでも確認できる。
 仕事が終わって「帰宅の途中デモ」もいいだろう。こういう表現方法はこれまでなかったことだ。
 政治の貧困により脱原発路線に転換できないなら、主権者のひとりひとりの出番という訳だ。
 首相官邸前デモの模様もパソコンが流していた。

 福島原発事故の教訓は、原発なしの社会、原発を必要としない社会をつくりあげることだろう。
 すべての生き物、万物は大自然の絶妙なバランスの中で生き死にを繰り返して今日まできた。
 ところが科(化)学の進歩が「科(化)学万能神話」を生み出し、自然界のシステム以上のことが人間にはできる、などと過信する風潮が出てきた。
 「原発万能神話」もその流れだ。
現実は「単細胞生物」すら科学は生み出せていない。
目を醒まそう。

 今日も暑いが夕方から、吉井町で行われる〈よしい星空の映画祭〉に行く。上映映画は「オカンの嫁入り」。

2012年8月15日水曜日

騒がしくなりそうな総選挙

 新盆で3日間、家で来客の対応しているが、外出できないことは結構疲れる。
 普段家にいないので、新盆は覚悟をきめていたが、日中、座り込み来客の対応、規則通りの食事をしていたら明らかに運動不足なのがわかった。
今日はこれからプールに行って発散させよう。

 13日、角田義一さんに来ていただいた。前回選挙の時撮った母と角田さんのツーショットは、母にとり文字通りの記念写真、冥土の土産だ。その一枚の写真から話は進んだ。

  9月12日の〈一粒の麦、地に落ちなば〉の伊勢崎上映会を多くの人の参加を得て成功させたい、と話し込んでいたところへ、飛んで火にいる土田君、「その映画もう一度見たからいいでしょう」とはいかなくなり、勢いで10枚買わせられる羽目に。
 話は橋下大阪市長率いる大阪維新の会と群馬2区の石関たかし、みんなの党の上野宏史が合流に向け協議したというニュースに進んだ。

 民主党では分が悪いとみた、石関流身の処し方が始まったということだが、彼のような不埒な人物を2区から国会議員としてこれ以上送り出すわけにはいかない。厳正に対処したい。

 角田さんが帰って15分後に桑原さんも宮川さんと来てくれた。国会の模様を聞いたが、もうすさまじいメチャクチャな状況らしい。

 井田県議からも2区の情勢を聞いたが、「井野で頑張るしかない」とか。本当に大丈夫かいな。

 続いて後藤あらたさん、1区での出馬はどの政党からと聞いたが検討中とのこと。自民、民主ではない。かといって公明でもないでしょう。社民、共産でなければ、いったいどこの党だろうか。
今、はやりの維新?
一応、そこで私の考え方を話しておいた。
 維新代表の橋下徹は全く無責任な人物で信頼できない。極めて保守的で戦後的価値観を右側から破壊し、国民生活を崩壊される要素をもった最も危険な政治団体だと。
 新自由主義を標榜する政党は支持できない。
少なくとも、社民主義を掲げた政党を選択した方がいい、と。

 今日は終戦記念日、あの侵略戦争の本質と無残な実態をまっすぐ見据えることのできる政治家、政党が本当に欲しい。

 


 

 

2012年8月12日日曜日

世界の名犬牧場から見る前橋花火

   前橋富士見町にある世界の名犬牧場でのサマーウオーターズの「サマーナイト・ライブ」を楽しんだ。
  小林日出幸さんに誘われたもので5人で参加した。
6時過ぎから降り出した雨により、芝生から建物の軒下に避難していたが、コンサートが始まる7時頃には小雨となり、夜のコンサートを楽しめた。
 眼下遠くには前橋花火大会で打ち上げられた花火も見える。
バンドの演奏と花火見物も夏の一夜の楽しみだ。
 虎舞士の舞踊を見た後、玉村町のほるもん屋で下山祝い。
夏のビールは一杯目がうまい。

2012年8月11日土曜日

信もなく德もない野田政権に今度は領土問題の洗礼

 国民との意識の乖離が甚だしい野田政権は自民党、公明党と組み、昨日、消費増税法案を成立させた。
 そこに韓国大統領の竹島(韓国名・独島)上陸というニュースが飛び込んだ。
 北方領土といい、尖閣列島(中国名・釣魚島)といい、日本政治の足下を見られた結果だろう。
 昨夜のテレビで思い出したのは、李大統領就任時、日本は福田総理だった。
 あれから、麻生、鳩山、菅、そして野田と毎年変わってきた。これじゃ生徒会レベルだ。
 これでは外交的にも信頼感は醸成されない。本当に約束守れるのかい、となるだろう。
 

 森本防衛大臣が「他国の内政にとやかくコメントするのは控える」と発言し、袋だたきにあっている。
 おそらく友好関係にある日韓、そして李大統領の国内事情の厳しさに配慮しての発言だったのだろう。
 この人、味方側には配慮しすぎる性格らしい。
アメリカに配慮し、多くの国民が不安と怒りの頂点にあるオスプレイ沖縄配備には異議すら言わない。
一方〈仮想敵〉である中国や北朝鮮には容赦しない。
 こういう人を防衛大臣にしておいてはいけない。危ない。

 〈竹島は歴史的にも国際法上も我が国の領土である〉
これが日本政府の立場だ。
 国内ではすべてこの方針でいくのだから、それに異を唱える発言には容赦しない攻撃を集中する。

 〈尖閣諸島を巡っては解決しなければならない領土問題はない〉
 これが政府見解だから、尖閣買取りを批判した丹羽中国大使の現実的な発言も集中攻撃を受けた。
 しかし、領土問題が現実としてあるから、島の買い取りという話になってきたのだろうに。島の買取りをしても領土問題の解決などにはならないことを理解できない気分に社会がなりつつある。

 竹島(独島)にしても尖閣列島(釣魚島)にしても人間が住む環境にはない。
 豊富な漁場、地下資源の宝庫としての期待と思惑があるのなら、関係国でそのような対応をとったほうがずっと生産的だ。
 そのような議論さえ封殺される日本社会はやはり異常だ。
「毅然外交」だけでは何も進まないことは「拉致問題」を考えれば明らかだろう。
 国内の言論が自由にできない「自由主義国」がまともな外交なんてできようはずもない。外交こそ、信と徳なしには1ミリも進まない。
 
 領土問題となるとどこの国も熱くなり、排外主義が高まり戦争してでも解決しようという気運すら出てくる。
 まして国内的に閉塞感一杯の日本の現状、信も徳もない政治が国民をまとめ上げるには、外へ向かい差別・排外主義を煽るのが手っ取り早いことは歴史が示している。
 問われているのは、そのような排外主義キャンペーンを拒否する姿勢だ。
 

 
 
 
 
 

2012年8月9日木曜日

一粒の麦、地に落ちなば 伊勢崎上映会決定

求道の人・角田儀平治

 県内数か所での上映会がすでに行われた角田儀平治先生の生涯を社会とのかかわりのなかで描いた「一粒の麦・地に落ちなば」の伊勢崎上映会が決定した。
 塚越紀一県議を実行委員長、顧問に五十嵐伊勢崎市長、貫井玉村町長を顧問に据え、多彩な実行委員を構えた上映実行委員会が結成され、チケット、チラシの用意もできた。
 私自身、前橋での上映会で観賞したが、多くの人に観て欲しい映画だ。
 何故か。戦中の暗黒の時代に反戦運動を戦い権力の弾圧の中を生き抜き、戦後は民主主義の実現のため数々の住民運動、労働運動、反戦平和運動にキリスト者弁護士としてかかわり続けたその姿勢と当時の社会状況を現実のものとして知ることができるからだ。
 今の政治、労働運動の体たらくを見るにつけ、歯ぎしりする思いだが、だからこそこの映画を観る意味がある。
 
 私自身、まだ20代の頃、儀平治先生との会話の中で「明日、三里塚集会に行ってきます」と言うと、「そうか」と笑いながら1万円のカンパをいただいたことを昨日のように覚えている。
 映画は1回観ればそれでいいというのではなく、複数回観るとまた違った面が観えてくる。それがいいのだ。
「パッチギ」はいつの間にか8回観てしまった。

 上映日 9月12日 午後6時30分
 会 場  伊勢崎市文化会館小ホール
 チケットたくさんあります。1枚1000円

2012年8月8日水曜日

野田内閣は総辞職すべきだ


 財務省に洗脳された野田首相が「政治生命をかけて」自民党、公明党と組んでまで、そして自分の足場である民主党を解体的状況に落としいれても成し遂げようとしている消費税増税法案が最終局面で混沌としている。
それはそうだろう、民主党内で消費税増税を本気で今、必要と考えている議員がどれだけいるというのか。
 野田はその保守派ぶりを無様にさらけ出してしまったが、今、当てにしていた三党合意の当事者である自民党にいいようになぶられている。
「すぐ解散を約束しろ。さもなければ不信任だ」、などと脅しまくる自民党も自民党だ。
 公明党はいつもそうだが、はじめ反対、最後は少し意見を取り入れてもらって賛成に回るという、これまたこずるい対応の連続だから、私は全く評価していない。
 この際、不信任案を可決して、内閣総辞職を求めたい。

 近々の総選挙を見越しての動きが群馬でも聞こえてきた。
若い女性高崎市議が群馬4区から出馬するらしい。
今はやりの「維新の会」からという。「好きにすれば」の一言だ。
「維新の会」は薄っぺらな保守思考の集団で橋下大阪市長の倒錯した人気に乗じているにすぎない。
このような集団が政党を組み、全国を我がもの顔でのし歩くようなことを許してはならない。
 3年前、「夏の雪子が日本を変える」と言っていたが、彼女がどれだけのものだったか、誰でもわかるだろう。
 若さだけが売りの国会議員だけは勘弁してほしい。 
薄っぺらな現状批判しかできない潮流に、フワフワ、フラフラ迎合し、お付き合いするつもりはない。
 自然や人間、命に対する共感などしっかりした思想を持った人でないとダメだ。

 TPP反対、脱原発、消費増税反対、オスプレイ配備反対、総じて新自由主義に反対する思想と行動が欲しい。
 野田内閣はどこから見ても失格。
  

2012年8月5日日曜日

いじめ事件の遠因はどこに

滋賀県大津市内中学校での男子児童の自殺を巡り、またしても「いじめ論議」が活発化している。
 学校等への警察の強制捜査ということもあり、学校が悪い、家庭にも問題が、などとさまざまなことを主張したいのだろうが、その警察だって3回に及ぶ家族の相談に対して当初は動かなかった。
 いじめはあった。しかしなぜ彼を自殺にまで追い込んでしまったのかその原因を究明すべきだ。
 私は教育者ではないので、細かいことはわからないが、教育の現場が子供のために正しく機能していないことは想像できる。
 特に教育基本法が改悪されて以来、何かと、学校評価、教員評価、数値目標など管理と競争が一段と強化され寛容さが教育から失われているのではないだろうか。
 教師の日常は行政側から学校側へ下ろされてくる数値目標(学力テストの点数、有名校への進学者数、センター試験の得点率、生徒や保護者の授業評価や学校満足度調査)に翻弄され、それらの達成に貢献できなければ、その教師は勤務評価で高く評価されない。
 いじめなどへの地道な取り組みは数字に表せないので、教師にとり見栄えのしない仕事になってくる。
 教育は全人教育なのだから、いろんなタイプの教師が必要なのだが、数値で評価されるとなると、どうしても偏ってくる。
 教師集団が補完作用を働かすことのできる機能を再生する必要がある。職員組合の再生強化こそが急務だろう。

 うわべの道徳教育や武道選択、武道選択に至っては「何を今更武道?」とあきれてしまうが、保守派の考え方は至って単純、「形だけ整えればそれでいい」のだ。
 また武道の選択といっても子供たちが選択できるのではない。学校が武道を選択するのだ。それは子供にとり、「その意に反する苦役」になりかねないことだ。
 我が日本古来の国技たる相撲を選択した学校はほとんどない。中学生男女がマワシをつけてガチンコ相撲とる姿を想像すると、選択しづらいことは理解できる。選択したら親が文句を言うだろう。「なんでよりによってスモウ何ですか」って。
 結果、費用等の関係もあり柔道の選択が多いようだ。
しかし、今度は、事故やケガへの配慮から、投げは禁止で受け身の練習のみ。教える教師も不足。深みも何もないのが現状。
「あいさつができるようになればいい。それが日本の心だ」
 全く質は問わずうわべだけで、伝統と文化が理解できようはずもない。

 新自由主義的国家経済至上主義に基づく国策としての人材育成教育体制(国家目標を設定し、市場原理で競わせ、成果に応じて評価・分配・序列化し、効率よく国に役立つ人材を養成する制度)そのものがいじめを生み出し、恒常化させている。

 国連「子どもの権利委員会」が子どもの権利条約に基づいて以前から日本政府に勧告している。
「日本の高度に競争的な教育制度そのものが子どもたちに過度のストレスを醸成し、子どもたちの発達のゆがみを生み出している。」とし、「知的な人材教育に偏重するのではなく、子どもが人間として成長発達できるような制度にバランスを回復せよ」と。

 いじめはどこにでもある、自衛隊にも。
海上自衛隊の護衛艦「たちかぜ」の男性乗組員(当時21歳)が
2004年に自殺した事件で、自殺の前日に「いじめにより自殺する決心をした。」と同僚の1人に告白し、自殺直後、この同僚からその内容を聞き取り文書化したものを開示せず、「いじめが自殺の原因ではない」と自衛隊側は主張していた。
 自衛隊というと別の世界と考えがちだが、昨今の自衛隊の動きを見ると、やはり、本質として「軍隊」だということを見ておくべきだ。そこに供給される人間は我々の側、99㌫の側の仲間だ。
 旧軍がどのようなやり方で軍を統制してきたか、おだてと暴力、脅しによる統制・規律だ。
 天皇制の権威をもとに強烈な愛国心を叩き込み、国のための自己犠牲=死すら強要され、戦死すれば靖国神社へ英霊として祭られる。
 悲しみが喜びに転換する装置としての靖国神社まで用意されている。「死の錬金術」(高橋哲哉著・靖国問題参照)だ。
その体質は基本的には変わっていないだろう。
 自衛隊内のいじめは表に出るのは氷山の一角、閉鎖社会だからこそ、まだ若い隊員の人権や自由の保障を周囲が支援する必要がある。
 その意に反する理不尽な命令を拒否するためにも。
 これらの裁判にも注目していきたい。


 
 

2012年8月4日土曜日

第2回市町村議会議員特別セミナー・国際文化研修所


朝の琵琶湖

唐崎神社の松

夕暮れ時の八坂神社
真夏の議員研修先は真冬に来た琵琶湖湖畔にある全国市町村国際文化研修所。
玉村町議会文教福祉常任委員会のメンバーがうち揃っての参加だった。
 今回の講義は①「地方税財政の課題と方向性」(神野直彦東京大学名誉教授)
②「震災復興と地域の役割」(五百旗頭真熊本県立大学理事長)
③「これからの地方議員のあり方」(佐々木信夫中央大学大学院経済学研究科。経済学部教授)
④「支え合いの町づくり」中川智子宝塚市長
一日目は神野直彦さんと五百旗頭真さんの講義、2日目は佐々木さんと中川市長の講義だった。
 誰も時間をオーバーする勢いでの講義だったが、内容もそれぞれタイムリーなものでそれなりにうなずけるものはあった。
 特に神野先生の講演を聴くのは3度目だ。
新自由主義モデルに批判的な先生の講義は大いに勉強になる。
 政府が考えている消費増税分の使い方を考えると、今回はむしろ所得税の増税で賄うのが筋、という考え方に同調したい。
 現代を、「豊かさ」の追求から「幸福」の追求へと転換する歴史の「峠」に立ち至っていると表現する論文を10年ほど前、初めて読んだときはかなり新鮮だった。
 現実にどのような形で日本社会が峠越えをしようとするのか、今の政治が示せていないのが現状だ。
政権交代しても特に野田政権は自民党と同じ思考回路らしいから、神野先生は頭の痛いところだろう。

 2日目の中川市長の話はよかった。
善意と行動力いっぱいの無名の中川さんが阪神大震災を契機に、救援ボランテイアを全開で行っていく過程での出来事や考え方をわかりやすく話した。
 その後、社民党衆議院議員2期、そして宝塚市長へと進み、今回の東北大震災に生かされていく。
 善意と行動の女性パワーに圧倒された感じの90分だった。
変にしたり顔で難しいこという男より実行の伴う裏のない女性市長の方がいい。
 
 

2012年7月30日月曜日

酷暑の中、ロンドンオリンピックを単純に楽しんでいる

 土曜日の雷による停電のためか、インターネットが使えなくなり、身近な知り合いに直せるか見てもらったがやはり無理そうなので、プロに依頼するとさすがにすっきりと修復してくれた。
とにかく、コンピュータというものに対して根底的に腰の引けているところがあり、基本もわからず、しかし、ある程度使えないと、仕事にも何にもならないので使用しているにすぎない。
それはそれで便利だが、自分にとって必要な範囲しか使えないというのが実情。
 しかし、そこはよくできたもので、「わかんない、教えてくれえ」と言える仲間を何人も持っている強みがある。
平気でどんどん聞いてしまうのだ。こうした楽な関係の友人を複数持っていると非常にいい。
「アンタが頼りだよ」と持ち上げながら楽に生きられる。


 そしてオリンピック、鍛え上げたその道のトップクラスの競技だから、見ていてその迫力に心を揺さぶられる。それはスポーツの祭典とはいえ国際政治が色濃く反映していることはある程度わかる。
しかしこの酷暑の毎日、テレビで競技を楽しんで見られるだけでうれしい。水泳はいいね。
そういえば、イタリアやフランスの競泳選手には入れ墨している人もいた。橋下徹はどのような思いで見ていたろうか。
世界はひろいのだ。
 銅メダルに終わり悔しがって見せる選手より、順位はともかく「思いっきり泳げた」と笑顔の選手の方がいい。
期待される選手との差かもしれないが、メダル、メダルと煽るテレビにはひんしゅくだ。


 孫基禎という選手を知っているだろうか。朝鮮植民地時代の1936年、ベルリンオリンピックの日本代表として金メダルを獲得した人だ。
「マラソン世界制覇ー孫選手の力走」(朝日新聞)などと号外を出したが、「東亜日報」はユニフォームの日章旗を塗りつぶした写真を掲載して無期発行停止に処せられた。
朝鮮独立の象徴となることを恐れた官憲は彼を監視下に置き、公の場で二度と走らないことを条件に明治大学留学を許した。
「国がない状況で走ることは、孫さんにとりどういう意味があったのか」、という質問に対し、83歳の彼は「日本人の皆さんのお耳に障ることをいう必要はない。マラソンの金メダルをとったなかでは世界で一番苦労した男だよ」と答えた。 
2002年11月13日、孫基禎は亡くなった。
 日本は今でも孫基禎の金メダルを日本のものとしてカウントしている。
 日本の慣例では、金メダリストが亡くなった場合、JOCや日本体育協会から表彰や顕彰があるそうだが、彼の死に際しては、表彰や顕彰はおろか、弔電や供花すらなかったという。
今年はその「孫基禎」の生誕100年。
こういうこと知っておいた方がいいと思う。

2012年7月25日水曜日

玉村町・映画「漂泊」製作委員会結成



総会後のメンバー

 3度目の会議で玉村町・映画「漂泊」製作委員会の結成にこぎつけた。
 会長に就任した小林日出幸さんを中心に、ぼちぼち、しかし確実に映画製作の輪を広げ、たくさんの人たちに協力してもらいながら来年の映画完成を期したい。
 11月オーデイションシート配布、対象は中学生以上の県内在住者、2月オーデイション、6月、7月で撮影、秋には完成試写会という流れの予定。
 藤橋誠監督もこの間10回以上、町に足を運んでいる。
水神祭りで、麦わら舟づくりから利根川に流すまでの一連の過程を見る中で、これまで考えていた映画のイメージに変化もあったようだ。
 就職もままならない不安定な状況に漂流しているかのような現代人の日常を、うねりながら流れる利根川と、そこに生きる人びとを過去から未来へ交差させながら描こうとする「漂泊」。
さあ、どういう映画になるだろうか。
 
 

2012年7月22日日曜日

五料・水神祭りを藤橋監督が撮影

 15日に五料の飯玉神社で造られた麦わら船(水神様)は、そのまま境内に奉納されていたが、いよいよ今日が水神祭り本番、多くの村人や祭りに関心を持つ人々に見送られ、午後6時30分頃利根川に流された。
 今年はうまく流れに乗り下流まで静かに流れていった。
この水神祭りにいたく感動した藤橋誠監督はこの祭りを背景にした映画「漂泊」を構想している。
 すでに15日の麦わら船製作の様子もカメラに納めている。
船を土手から降ろす

カメラを回す藤橋監督

いよいよ利根川へ


船の姿をぎりぎりまで追う監督

水神船のひとり旅
今日も熱心にカメラを回していた。
 この時期はお祭りシーズンなので、途中、玉村ふるさと祭りの山車も撮影。
 いよいよ2年がかりの映画づくりの土台の部分の撮影も本格化する。
 24日には「映画製作委員会」を開き支援態勢をつくる。

 昨日は玉村町出身の大崎章監督も祭りを見に来ている。映画人にとって魅力ある町なのだろう。

 今日は箱石の「地蔵様祭り」でもあり、出発点である養命寺に朝出向き、子どもたちや関係者と一日の無事を願った。

2012年7月21日土曜日

川俣町議会の視察来町で知る原発事故の深刻さ

議会だよりの作成に関し、福島県川俣町議会が視察研修に来た。吉岡町と玉村町はその評価は高いらしく、過去においてもいくつかの議会の視察はあった。
 しかし、川俣町の議会だよりを読んだとき、全く違う感想を持った。
 川俣町は事故原発から40キロから50キロに位置する。原発の交付金等の恩恵はまるでないなか、事故被害により今も大変な状況にあるということ。
 NO141号平成24年5月1日発行の議会だよりに「原発事故現場を視察」という記事の一部を抜粋する。
<町議会は去る3月27日東電福島第一原発事故現場を視察した。町議会のみならず町当局も同行すべきという観点から町長や課長など22名で現場に向かった。
…中略・・・原子炉建屋に近づくとバスの中の線量計の数値は跳ね上がり230マイクロシーベルトから300マイクロシーベルトという高い線量であった。現場の状況はまさに百聞は一見にしかずである。
 津波によって電源が消失したと言っているが、津波の直接被害は海側にあるタービン建屋であり、原子炉建屋は山側である。
 それは1号機原子炉建屋裏側の送電線鉄塔が地滑りで倒壊し電源を喪失したものであり、津波が来る前に原子炉建屋内部では地震による配管の破壊や変形、ずれによりトラブルが発生し、メルトダウンに繋がったことが現場を見れば一目瞭然である。
 津波のせいにするのは原賠法の保険免責事項を適用させるためのものであることは明白である。
 今、マスコミなどでコメントを出している学者や評論家は一度現場に足を運ぶべきだろう。
 現場を知らない者が現場を説明するから混乱が起こるのである。
 一人でも多くの人が未だに高濃度放射線を放出する事故現場に注視すべきである。(総務文教常任委員会)>
 地震による地すべりで倒壊した外部電源用鉄塔の写真もある。

 出席した議員に町全体がこのような認識なのか尋ねると、そうだ、と言う。 
 政府や東電が「津波原因説」を吹聴しているが、現場を知る人をだますことはできない。
 問題なのは、原発事故現場から遠く離れて生活している我々の意識だ。
 原発事故一色に染められてしまっている周辺自治体の住民の怒りや不安をどのように共有し、安全な未来へと向かっていくのかという大きな課題は、まず、現実を直視することであり、原発再稼働ではないはずだ。
 その意味でも毎週金曜日の首相官邸前での抗議集会の意味は大きい。
 福島も沖縄も日本にとりかけがえのない地域なのだから、みんなで守るという意識が必要だ。

2012年7月18日水曜日

迫力の鬼石夏祭り(関東一の祭り囃子)

新田坂駆け上がり

勢いのバチさばきで気合いをいれる

5台御輿の大競演
15日、秋山局長の一声で学友が3人集合、桟敷席に陣取り、鬼石祭りはどんなものかいな、てな軽い調子でビールを飲みながら歓談。
「秋山に誘われたので桟敷席を付き合ったが、来年はもういいよ」程度の観覧だった。

 あたりはまだ明るい中、神輿が動き出す。
勢いつけての神輿の新田坂駆け上がりの迫力はすごい。
綱を引く人、太鼓をたたく人のかえ声が沿道に響く。
夏の暑い空気を切り裂き、次々5台の神輿が競うように坂を駆け上がる光景は迫力満点。

一息ついて、お祭り広場に集結した5台の御輿の1時間を超える壮絶な大競演には誰もが圧倒された。終わったときはすでに9時半。
 この日のために、鬼石町を出た若者たちもバチを片手に祭りに参加するのだという。
 ふるさとの夏は暑い。

 映画「しゃんしゃんしゃんしゃしゃしゃんしゃん」のワンシーンを思い出した。

 「来年は来ない」といっていた今市の学友も「この桟敷料は安い。もっと上げてもいいくらいだ。来年は孫に見せよう」と絶賛。
 

 さて、今週は玉村ふるさと祭り、ひと味違ったものにしたいなあ。

2012年7月17日火曜日

代々木公園埋め尽くす17万人の脱原発の声・声・声

 時代が大きく変わる予兆なのか、この間の首相官邸前デモ(毎週金曜日)の迫力をそのまま、いやそれ以上の迫力を込めての昨日の大集会だった。
 暑い、暑い、暑いなか、巨万の大衆が動き出した手ごたえは確かにある。野田政権や自民党を必ずや追い詰めるだろう。
 歴史から飛び出せ。

たかが電気のために、なんで命を危険にさらさないといけないのでしょうか。子どもや美しい日本の国土を守ろう。(坂本龍一)
 
原発が停止し、今後大きな地震があったら大事故が起きるかもしれない危険のなか、まだ原発にこだわっている。
 国民の生命と財産を無視する政府を徹底的に弾劾する。
原発は直ちにゼロにすべきだ。(鎌田 慧)

750万人分の署名の大半を首相あてに提出した翌日、野田政権は原発再稼働を決定した。
 大飯原発を再稼働させ、さらに再稼働を広げていこうとする政府に、侮辱されていると感じた。
 政府の目論みを打ち倒さなければならない。(大江健三郎)

野田政権に聞く。あなたたちが国民という時、誰を見て言うのか。今日ここに来ているのが国民であり、市民だ。
性懲りもなく原発を推進する人たちに、本当の民主主義は何かを教えてあげないといけない。(落合恵子)

政府に言い分があれば、口に出していいし、体に表してもいい。
たとえ空しいと思う時があっても、めげずに頑張ろう。(瀬戸内寂聴・90歳)












炎天下の集会

炎天下にもかかわらず集会に集中
 民主党の参議院議員3名が民主党を離党するという。
野田首相の原発再稼働への異議申し立てだ。
まっとうな議員は野田の元ではやっていられない。
 一連の脱原発の運動が、このようなことの引き金となっている。
恐れることはない。政治をもっともっと流動化させよう。
      【POWER TO THE PEOPLE】

2012年7月14日土曜日

汗だくで玉村花火見物

田園花火は素晴らしい


大勢さんの見物人
 昭和村村長及び議会議員と交流の後、花火大会本部会場での花火見物。長野県山之内町長と議会の方々とも一緒だった。
今年の花火もすごい迫力だ。
 藤橋誠監督もこの花火を撮影している。相当いい映像を撮ってくれていると思う。
終了後は忙しいらしく連絡も取れないが、こちらは友人から「ホルモン屋にいるから来い」との電話で、不本意ながらこれから赴く。もう水を飲むだけで充分だ。暑い一日だった。
 今日から夏の一連の行事が始まる。

Fiesta Del Sol (太陽祭)仲間の団結力で貫徹



福島から来た IN THE WIND
 


橋本美香

左から湯川れい子、千葉麗子、仲代奈緒、橋本美香

暑い中、話に聞き入る参加者

「三宅雪子も入った脱原発女子会」

 天候も心配されたが何とか雨にも降られず「太陽祭」を、多くの参加者を得て貫徹できた。
 雨が降らなければ降らないで、これまた蒸し暑い一日だったが、100人規模のスタッフは打ち合わせ通り、早いグループで午前7時集合、テント張りから準備を開始し、予定通りのスタートとなった。
 「原発とめよう群馬」で新たに購入した放射線測定器による放射線量の検査もした。
 音楽とトークショーの企画は初めてだったが、この種の人脈に通じている人たちがいて、このような幅広い人士の参加となった。
 声高には言えないが、ほとんど無報酬参加であり、各人がいかに原発事故を深刻、真剣に考えているかを現しているようだ。
 出店販売も20店ほどあっただろうか。みんな環境問題に深い関心を持つ人たちの集合企画でもあり、どのブースも賑わっていた。
 今帰ったばかりなので、まとまりはないが、原発のない社会を本気で目指す多くの人々の思いを結集するイベントは今後も継続する必要があり、当面は16日(火)代々木公園での「さよなら原発10万人集会」を大成功させることだ。
 大、中、小の脱原発集会を積み上げ、大資本にしか目を向けない野田政権を揺さぶり、倒すことがまずは手始めだ。

 一考として、この一文を添えたい。
【人々が街頭にあふれだしてきた。
 やむにやまれぬ思いで。  いても立ってもいられない氣持ちに圧されて。
 こんなことがあっていいわけがない、だから、他人頼みをしないで、自分で意思表示をする。
 こんな動きは いったいどれだけぶりだろうか。日本がまた徐々に熱く変わろうとしている。
 わたしは当日東京にいない。
 痛恨の思いだか、東京だけが日本ではない。
 日本中で同じ思いを抱えた人たちが 思いおもいの行動に出るはずだ。
 権力よ、わたしたちを あなどってはならない。】
    上野千鶴子・社会学者出典・週刊金曜日2012年7月6日通巻917号
 


  1. 不ぞろいの二人

2012年7月9日月曜日

14日は前橋公園で《フェスタ・デル・ソル》

 大飯原発3号機(118万キロワット)が再稼働し、9日午前1時原子炉の出力が100%になるフル稼働となった。
 野田首相は首相官邸前に毎週金曜日に集まり、再稼働に抗議を続けている巨万の人々の声を無視し、原発再稼働の既成事実を押し付け、無力感を与え、運動をつぶそうとしている。
そして今後も次々と他の原発の再稼働を目論んでいる。
 しかし、そうはいかない。福島原発の事故を契機に今回ばかりは本気で多くの人々が全国で、原発のない社会を目指して動き出している。
 16日代々木公園での大集会を前に、14日前橋公園で脱原発《フェスタ・デル・ソル》が開かれる。
 地元の午前10時から始まり、地元のバンドが続々登場する。
午後1時40分からは、第1部トーク&ライブ「3.11後の女たち・脱原発女子会」 
出演は湯川れい子、千葉麗子、仲代奈緒、橋本美香。
第2部トークは「生き残れ・放射能時代」として、おしどりマコ・ケン、DELI、山川健一、横川圭希、Kダブシャインが出演し、熱い思いを語る。
 この太陽祭《フェスタ・デル・ソル》はかなりダイナミックな企画と自負している。
 真夏の一日、大勢の人々に参加していただき、脱原発社会を実現する息切れしない運動をつくる一助になれば大変うれしい。

 14日は午後8時から玉村町の花火大会、夏を告げる花火として定着の感があるが、これも楽しみのひとつ。
 15日は午前中、平和行進、午後からは秋山局長の指令で鬼石夏祭り会場で古く遠い学友たちと集い、16日の代々木公園へと向かう予定になっている。