伊勢崎市民プラザでの「第10回伊勢崎・多喜二祭」、今年は多喜二の母セキの一生を描いた映画「母」を上映、選挙も近く忙しいが、この映画は観ておきたかった。
三浦綾子原作「母」を、今年85歳になる山田火砂子監督が映画化したもの。
1933年2月20日、プロレタリア作家としていくつもの小説を世に送った小林多喜二は国家権力の憎しみを集中的に受け虐殺された。
<わだしは小説を書くことが、あんなにおっかないことだとは思ってもみなかった。あの多喜二が小説を書いて殺されるなんて>
多喜二役には「パッチギ」で主役を務めた塩谷瞬、母・セキ役は寺島しのぶ。
このような重い映画も観ておいた方がいい。重い時代に生きているんだから。
帰りがけに、「管野須賀子と大逆事件」を買い込んだ。
これも重い内容だが、こんな重い時代なんだから、もう一度管野須賀子と彼女が生きた時代に迫ろうと思った。
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