コロナ禍で、15日の群馬県戦没者追悼式も中止になった。
いつまで、どこまで続くかわからないコロナとの闘いになんとしても勝ち抜かなければならない。そして生き抜かなければならない。
今、読み出している本が吉田裕著中公新書「日本軍兵士」(定価820円)。
戦争を兵士の目線から描く戦争の現実。
食料も欠乏するなか、自分の体重の半分程の装備を担ぎ、泥水の中を何時間も歩く兵士の群、水虫に悩まされ、その治療もままならない兵士は、いざというとき銃を構える体力もなくなっていた。等々、データに基づき戦争の実態を連ねる。
戦争の意義を唱える前に、まず知っておくべきアジア・太平洋戦争の現実、お薦めの1冊。
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