みんな寿命を全うしようぜ

みんな寿命を全うしようぜ
西表島で会った昼の蝶

2010年9月25日土曜日

玉村町第4保育園運動会・日中領土問題


1週間でこんなに気温が違うのかと誰もが感じるほど、先週の小学校運動会の暑さとうって変わり肌寒い朝だった。雨が降らなければいいがと心配したが次第に薄日が差しやがて太陽が顔を出し、また暑い昼間時となった。
 子ども達は無邪気で元気そのもの。子どもの人数に比して見物人の多さも保育園運動会の特徴、親が若いから祖父母もまだ若く見物、応援に来る。楽しい一日でした。

 子どもは無邪気だが大人の世界はそうはいかない。尖閣列島(中国名釣魚島)での事件では、前原外相は「日本には領土問題は存在しない」などと強気に船長の刑事被告人としての取り調べをしたが、対する中国はこれでもかと言うほど経済的政治的圧力をかけてきた。
日常は周辺のことなどお構いなしの政府もこんな時だけ「領土、領土」と叫ぶ。両国とも島周辺の地下資源が目当てなのだから、共存共栄の試みをするしかないだろうに。帝国主義的対立で泣きをみるのはいつも庶民だ。領土、愛国心にだまされてはならない。
しかし、中国も度を越した対応をしている。東シナ海だけでなく南シナ海でも領海を巡り、フィリピン、ベトナムでもいさかいを起こしているらしい。いつから覇権主義に路線転換したのか、こんな外交をしていたら周恩来が泣くぜ。今の中国にこそ周恩来が必要だ。日本の政治家も歴史と他国の文化とのつながりを理解する人がいない。官政権は全く駄目だ。薄っぺらな理念保守に外交などできるはずがない。石橋湛山レベルの人物が欲しい。
「戦略的互恵関係」などと平気で言い合う関係を脱しなければならない。これは互いには嫌いだが、利益のためにおつきあいしましょう、という程度のもの。
真の「互敬関係」にならなければならない。これを日中外交の基本に据えるべきだ。両国の石頭の理念保守派の言うなりになれば戦争になってしまう。やはり日本には憲法9条が必要だ。

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