みんな寿命を全うしようぜ

みんな寿命を全うしようぜ
西表島で会った昼の蝶

2019年9月28日土曜日

今年も「飯倉作品展会場」へ・飯倉公民館

飯倉公民館へようこそ
密照さんの説明に聞き入る。
文化の香りに誘われて堀越けいにん議員も参集
櫻井先生の切り絵はいつもお見事
秋の日和は盆栽を心安らかに愛でること
鑑賞後の懇談のひととき

 今日28日と29日に開かれる今年の「飯倉作品展会場」・飯倉公民館へ。
 会場は広くはないが、盆栽、切り絵をはじめ飯倉区の方々の作品が展示され、文化の香りあふれる空間となる。
 1時前に、会場に入り観賞していると、堀越けいにん衆院議員も駆けつけた。
 齋藤区長、密照政彦さんの説明、苦労話を聞きながら会場を一巡、その後は、南側の別室でお茶を飲みながら懇親を深める。これも秋の味わい方。
 明日の2時まで展示されているので、是非、ご鑑賞あれ。

2019年9月25日水曜日

つかの間の岩宿散策

岩宿遺跡を標す石碑
誠実さが偲ばれる相澤忠洋像
マンモスの骨でつくったイエ

 JAにったみどり笠懸支店での用事が終わり、時間調整の一時間程、近くの岩宿遺跡を歩いた。
今日は、ドームから岩宿記念館まで歩くと汗ばむ程の暑さ。広場にはマンモスの骨で作られたイエなどがある。
 記念館では係の女性が丁寧に石器とその時代を説明してくれた。見学者は石器に詳しいと思える、少なくとも私より詳しい男性ひとり。
 ヒトはどこから来て、どこに行くのか?
AIの時代を決してバラ色と思えない、むしろ懐疑的に考えている私は、国連で、大人達を大批判したスウエーデンの少女に、人類はまだまだ捨てたもんじゃない、との希望をみた。
 誰もが「どこの馬の骨か」わからない存在だが、すべては連なっている。

2019年9月22日日曜日

神田神保町の古本屋街を歩く

本屋の中のカレーショップ
眠れない程面白い「空海の生涯」
剣豪本も面白い

 過日、秋山博合間川温泉湯長と神田神保町界隈の古本屋街を巡った。土曜日のためか休みの本屋もあったが、2時間程じっくり何件かの店を廻った。
 そして買い込んだのがこの2冊。
由良弥生著・眠れないほど面白い「空海の生涯」と長岡慶之助著「上泉伊勢守信綱」。「空海・・」は新書、「上泉伊勢守信綱」は古本で二冊あり、一冊は1000円、他の一冊は3500円の値段がついていた。
秋山に見せようと5分ほど現場を離れて戻ってきたとき、3500円の「上泉・・信綱」はなかった。
 「空海の生涯」
当時、中国語を読み書き、話しもできた空海の学習環境、政治状況が描かれ確かに面白い。
 そして上泉伊勢守信綱は前橋の人、新影流を編み出し
、行き詰まっていた柳生に伝授した人物、書いた永岡慶之助は藤岡に住んでいる。

 歩き疲れた頃、店の中にカレーショップがある本屋に入った。食事をしながら好きな本を読めるという試みだがそこそこ客が入っている。本も売れるようだ。
 秋はこれからだ。

2019年9月12日木曜日

芝根地区区長と議員の懇親会

過日、町内芝根地区の区長7人と議員3人の懇親会の席があった。石川の同級生二人も区長となっている。そして一番若い年齢だから、区長の高齢さもわかるだろう。
会の始めに、今思っていることを絡めて自己紹介することになった。私は、IT、AI社会の予想できない未来への不安を述べた。中に、日韓関係が心配だという区長がいた。この席で日韓関係を語る人がいるとは思わなかったので、後で話を聞いた。
 若い頃から韓国を車やバイクで旅行していたので韓国のことを知る機会があった。「今の日本人、韓国と日本の歴史を知らなすぎるよ。大事な国と思います」と笑顔で話す。
身近なところにまともな人がいた。まだまだすてたもんじゃない

2019年8月31日土曜日

映画「洗骨」・シネマハウス前橋

映画「洗骨」は群を抜いて素晴らしい

 5月、沖縄に行ったとき、バスガイドさんお薦めの映画が「洗骨」、シネマテークたかさきでの上映を見のがしていたので、ドタバタの8月最終日、シネマハウス前橋で、何とか観ることができた。
 期待していた以上の作品で、沖縄の地域の風習を通じ、バラバラになっていた家族の関係を修復させる話を見事に描いている。
 監督、照屋年之、奥田瑛二、筒井道隆、水崎綾女主演。
 シネマハウス前橋、少し上映時期は遅れるが、それだけに味のある作品を次々に上映している注目の映画館。

2019年8月25日日曜日

映画「陸軍前橋飛行場」・玉村町文化センター

上映後、舞台あいさつする飯塚俊男監督

 玉村町文化振興財団主催の映画「陸軍前橋飛行場」上映会には多くの人が詰めかけた。
舞台に近い所に座った私自身、3度目の観賞となるが、初回は追いきれなかった画面の文章が読み切れるようにもなり、全体として新たな発見もあった。
飯塚俊男監督や製作スタッフの平和への願いを込めた「記憶を記録に」の思いが伝わる作品だ。
敗戦時、戦争関係書類の焼却を閣議決定した日本政府とは裏腹に、米国は公文書をキチンと管理している場面も最後に出てくる。公文書管理法を制定した福田康夫元首相も登場する。
 席を立ち後ろを見ると、見覚えのある人と目があったがとっさには誰だか分からなかった。歩いているうちに福田達夫代議士だと思いだし、「お父さんがつくった公文書管理法が安倍政権でまるで無視されているのは困ったもんですね」と一言、ついでに「韓国をホワイト国から排除することは間違ってますよ」と二言申し上げた。
ホワイト国からの排除については「誤解している方がいるんですが、原則にもどしただけで・・・・」との返事だった。

 戦時中、群馬町に陸軍前橋飛行場をつくった事実を知らない人は近在でも多いだろう。近在のことすら知らないのに、中国、朝鮮で日本が戦時中どれ程のことをしてきたか、知ろうとしなければ、知る由もない。しかし、被害者は決して忘れない。もう終わったことなどと言われれば、なおさら怒るのは当然だろう。
徴用工に端を発した日韓の対立が最悪の展開となってきた。その原点は、朝鮮半島を植民地にして彼らに苦痛を与えたことにある。原点に立ち返り、早く友愛精神で関係修復すべきだ」という鳩山由紀夫元首相の何とまともなことか。
 改めて明治以降の日本と朝鮮の関係を勉強する必要を感じた上映会だった。

2019年8月17日土曜日

平松惠美子監督を招いての「あの日のオルガン」・シネマハウス前橋

あの日のオルガン出演者
あいさつする平松惠美子監督

《第2次大戦末期に保母(保育士)たちが幼い園児たちとともに集団で疎開し、東京大空襲の戦火を逃れた「疎開保育園」の実話を戸田恵梨香と大原櫻子の主演、山田洋次作品の多くで脚本、助監督を務めてきた平松恵美子の監督、脚本により映画化。
戸田が保母たちのリーダーとなる板倉楓役を、大原が天真爛漫で音楽好きな保母の野々宮光枝役をそれぞれ演じる。》
 戦争は、前線での軍隊同士の消耗戦だけではなく、兵士を送り出す、前線から遠く離れた山里までにも、多大な悲惨が及ぶことを、保育園児の疎開を通して見事に描いている。
 シリア内戦や世界中での紛争、貧困から起きる犯罪等々の現実世界を見るとき、また、極端なヘイトが国家と人間を分断して二進も三進もいかない現状を知るにつけ、一見の価値ある映画と言える。
 今日は平松惠美子監督の舞台あいさつもあった。
  シネマハウス前橋で9月13日まで上映。
 

2019年8月11日日曜日

映画「工作」・黒金星と呼ばれた男/シネマテークたかさき

黒金星と呼ばれた男

1992年、北朝鮮の核開発をめぐって朝鮮半島の緊張状態がたかまるなか、軍人だったパク・ソギョン(ファン・ジョンミン)は北の核開発の実態を探るため、コードネーム黒金星(ブラック・ヴィーナス)という工作員として北朝鮮に潜入する命令を受ける。事業家に扮したパクは3年にもおよぶ慎重な工作活動の末、北朝鮮の対外交渉を一手に握るリ所長(イ・ソンミン)の信頼を得ることに成功し、北朝鮮の最高国家権力である金正日と会うチャンスをものにする。しかし1997年、韓国の大統領選挙をめぐる祖国と北朝鮮の裏取引によって、自分が命を賭けた工作活動が無になることを知り、パクは激しく苦悩する。果たして彼は祖国を裏切るのか、それとも国が彼を切り捨てるのか。また北朝鮮はパクの工作に気づくのかー。
監督は「悪いやつら」のユン・ジョンビン、主演は「哭声 コクソン」「アシュラ」のファン・ジョンミン。
 この作品は実話を元にした映画。
私にとり不向きな職業はありすぎるほどあるが、スパイとか工作員、諜報員はもう聞いただけで許してください。「よく職業選択として選ぶよ」が感想だが、外交の深部はこれなんだろうな。
 シネマテークたかさきで8月23日まで上映、ご覧あれ。
 

2019年8月4日日曜日

箱石地区夏祭り

堀越議員あいさつの一曲
まだ明るい会場は和んだ
夜はフラダンス
県立女子大フラダンスチーム
写真を撮るおじさま連

 ケバく、ササクレだった社会になったもんだと誰もが思うだろう。
 韓国大法院が元徴用工への賠償を日本企業に命じたことに対する報復措置として、安倍政権は優遇対象国(ホワイト国)から韓国を除外した。
「輸出管理を適切に実施するための運用の見直し」と言うが、そうであるなら、6月、G20大阪サミットのとき来日した文在寅大統領と会談し交渉のひとつでもする余地はあったはずだ。
一連の経過からすれば、元徴用工問題をめぐる韓国への報復措置であることは明白であり、政治的紛争解決の手段に貿易問題を使うという掟破りであり、直近のG20サミット宣言にすら反する行為といえる。
 そして、愛知県内で開かれている「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」の中止が決定した。
 河村たかし名古屋市長が、「日本国民の心を踏みにじる行為」として、「慰安婦」を表現した少女像の撤去を求め、主催者への抗議電話も「表現の自由」として支持した。
 表現の自由とは権力による圧迫からの自由であり、「行政が展覧会の内容に口を出し、認められない表現は展示できないとなれば、憲法で禁じた検閲にあたる。」
 まさに表現の不自由社会となってしまった。
差別排外主義、愛国主義の洪水を押し返す潮流の登場が必要だろう。
 そんな中での箱石地区の夏祭り、体育部を中心に住民参加の自治として勝ち取られている貴重な一日、酷暑のなか、県立女子大学のフラダンスチーム等が彩りを添えてくれた。勿論、堀越けいにん衆院議員も三線持参で一曲披露してくれた。

2019年7月21日日曜日

待望の映画「主戦場」・シネマテークたかさき

「僕たちは希望という名の列車に乗った」
このメンバーで歴史戦

 ベルリンの壁建設5年前(1956年)に旧東ドイツで起きた実話。
高校生二人は列車で行ったベルリンの映画館のニュース映画で、自由を求めるハンガリーの民衆蜂起とその犠牲を知る。そして級友たちに呼びかけて、授業中に2分間の黙祷をする。
この行為が、ソ連の影響下に置かれた東ドイツ社会では、「社会主義国家への反逆」と見なされ、その首謀者は誰かと、追求される。
 密告者になることを嫌う生徒たちとその家族の葛藤は、生徒たちに全ての人生をかけた決断をさせる。
希望を追い求めた若者たちの「小さな革命」を未来へと続く列車とともに描いた実録青春映画。

そして。映画「主戦場」。
「慰安婦問題」論争の本質が分かってしまうドキュメンタリー映画。
話題作でもあり多くの知り合いにも会った。
 (シネマテークたかさきで8月2日まで上映。)
さあて、気合いを入れて投票所へ行くか、変革の3票を。

2019年7月16日火曜日

参院選・夏の陣、玉村集会を圧倒的に貫徹

杉尾ひでやさんを招き、会場に気合いを入れる角田義一さん
勝利の道はこの団結から

 15日、参院選・玉村夏の陣は文化センター小ホールを埋めつくす勢いで貫徹された。
斎藤あつこ候補のすべての集会に参加、檄を飛ばしている角田義一元参院副議長はもとより、地元玉村町からは堀越啓仁衆議院議員、宇津木治宣、石川眞男両町議会議員、伊勢崎からは加賀谷富士子県議会議員が登壇した。
長野県から応援に駆けつけていただいた杉尾ひでや参議院議員の力強い発言などを受けて、いよいよ勝利に向け驀進する。現場の肌感覚はとてもいい。迷いなく、齊藤あつ子を広げよう。

2019年7月13日土曜日

参院選中盤、玉村集会が15日玉村町文化センターで開かれる

猛迫する齊藤あつこ
応援に駆けつける長野県選出杉尾ひでや参院議員

 参院選も中盤、全国で激しい選挙戦が繰り広げられているが群馬県でも例外ではない。
齊藤あつこは保守王国・群馬での議席獲得を目指し、猛迫のたたかいを続けている。
 海の日の15日(月)、玉村町文化センターでの玉村集会には、角田義一元参院副議長、堀越啓仁衆院議員は勿論、長野から杉尾ひでや参議院議員も応援に駆けつけてくれる。
 長期政権の弊害ばかりが目立つ安倍政権に待ったをかける夏の陣、無党派層に強く働きかける集会にしたい。
  《7月15日(月)午後3時から
   玉村町文化センター小ホール》

2019年7月6日土曜日

齊藤あつこ玉村遊説

三和食堂前での街宣
小屋原宏さん製作の御輿の前で必勝祈願
準備中の角渕の祇園祭りを訪問

 選挙戦三日目午前中は玉村町入り。上陽地区は中澤さん、玉村地区は小屋原さん、芝根地区は石川が先導した。
中澤さんにいたってはコースを三回下見し、地域の人に選挙カーが通る時間を言ってあるので、時間管理が厳しい。それでも、一時間ほどで、玉村町内に入れた。
「5分程遅れたな」の言葉に「誤差の範囲内ですよ」と返した。
玉村地区は元全逓組合員の小屋原さん、道も家もよーく知ってる。「だけど高齢化して選対が組めない」と嘆くことしきり。
地元角渕の祇園祭の準備中の若連に斉藤あつこを紹介してくれた。自作の神輿も見事なもの。
田辺誠、角田儀平治の時代から選挙をしてきた強者が、安倍政治の余りの傍若無人に、「最後の闘い」に起ち上がった。恐れるものは寿命だけ、の凄みが見事
現在での当落予想は、力が入るエネルギーになるだけのこと。
15日午後3時から、玉村町文化センターで、「斉藤あつこ総決起集会」を打ち上げ、気合いを入れる。総結集を。

2019年6月21日金曜日

映画「愛がなんだ」/シネマテークたかさき

「愛がなんだ」

斉藤あつこさんの高崎集会後、シネマテークたかさきへ。
目的は夜8時50分からの映画「愛がなんだ」を観るため。時間調整で行く先といえば、焼鳥・鳥久、そこにはお馴染みさんがカウンターいる。
 そして、追加上映されている「愛がなんだ」はどんな映画だろうか、夜だから観る人は何人もいないだろう、という予想が外れ、満席状態、それも若い女性が多い。
 真っ直ぐな思いがまるで通じない複数の男女関係を見事に描いている映画で、主演・岸井ゆきのの表情がなんともいい。
 原作は角田光代「愛がなんだ」、監督は今泉力哉。
追加上映の意味がわかった。
シネマテークたかさきで今日21日まで上映。

2019年6月10日月曜日

16日「おしどりマコの脱原発夜話」に総結集を

たまごホールでの脱原発夜話しに総結集を

 いよいよ参議院選挙も迫り、気ぜわしくなってきた。
群馬選挙区では斉藤あつこさんの野党一本化が決まり、これから本格的に動き出す。長くなり弊害も大きくなりすぎた安倍政治に断を下す選挙として、無党派層にも全力で呼びかけたい。
 参院選は選挙区票が1票、比例票が1票で、2票投じることができる。この比例選に登場する面々は多士済々。
有権者は、良心のままに票を投じて、真っ当な議員を送り込み、安倍政権をトコトン追い詰めよう。
 16日、有力なひとり、「おしどりマコ」が高崎に来る。原発に反対することは勿論、正義感の強い多彩な才能の持ち主だ。彼女の話を聞いて力を得て頂きたい。
 管直人元総理も応援に駆け付け、勿論、斉藤あつこさんも来る。
《6月16日(日)高崎市総合福祉センター・たまごホールで夕方6時30分から開会》

2019年6月5日水曜日

斉藤あつこさん、差し入れの靴履いて、角倉くによし県議の集会へ

小屋原さん、靴、頂きました。
あつこ、この靴履いて一層頑張る。
共闘の訴えにも力が入る。
お似合いです。

 玉村町の小屋原さんが私の事務所に袋を持って立ち寄った。中にはシューズがある。
「斉藤あつこさんに渡して欲しい。2日の集会の時、約束した」。
元全逓活動家も入れ込む参議院選挙予定候補者、斉藤あつこ。こういう現象が確かに起きている。
「退職後2000万円も不足する」という金融庁試算に、年金破綻の現実味を知る。アベノミクス破綻といい、安倍政治依存症からの脱却の必要性を肌身で感じている世代が激しく甦り、動き出した。
夜は高崎市内で角倉くによし県議の集会。
新しい靴を履いて共にたたかうことを訴えた斉藤あつこ。
連帯、共闘の真髄を見せてやろう
‼️

2019年6月4日火曜日

5日~13日までの玉村町議会6月定例会

 6月定例会・一般質問通告書 
 《主権者教育への一段の踏み込みを》 
 主権者教育とは、低い投票率を上げるために、若者を選挙に行かせるためだけの教育ではなく、むしろ、様々な利害が複雑に絡み合う社会課題について、多くの合意を形成し、今とこれからの社会をつくるために、政治(意思決定プロセス)に参加することを目指して、若者が「知り、考え、意見を持ち、論じ、決める」ことを学んでいく教育だが、これに関し、欧米の主権者教育と比較しながら問う。
 ① イギリスでは11歳から14歳までを目標として、市民、議会、国王の役割、民主政治の発展。 
ドイツでは政治的判断力と行動力の両方を獲得させる教育。 
スウエーデンでは民主主義の基本的価値を様々な教育場面で教える。 
アメリカでは時事問題に関する教育を重視、選挙に合わせて模擬投票の実施。     

 欧米諸国で共通していることは、子どもを子ども扱いせず、一人の人格として対応し、社会との関わり、歴史を通しての民主制の意味を考えさせている。
 それぞれの国の主権者教育は、その国の社会が抱える問題を鏡のように映し出しているが、日本の主権者教育はどのような点に改善点があると考えるか。 

② 特に若者の低投票率が与える影響について、若者自身が損害を被ることの他、社会から寛容さ、多様性、柔軟性、持続可能性を奪い、視野の狭い硬直した社会が出現し、政権の正統性すら危うくなる民主主義制の危機さえ生み出しかねない、と考えるがどうか。

 ③ 学校現場では、道徳教育での(従順な人づくり)に加え、政治的中立性に過度に敏感になり、現実の政治を扱う授業は敬遠されがちだが、どの国でも、中立性には心を砕いている。例えば、ドイツでは、「教員は自分の見解を持って圧倒し、生徒が自らの判断を獲得することを妨げてはならない」とする。一方、見解を持たない教員はかえって評価されない。     
グローバル世界、AIの社会進出、外国人が増加し激変する国内状況からしても、有権者ではなくとも主権者の子どもたちに、政治、行政の仕組み程度の学びではなく、もっと深く広い観点からの社会と政治のつながりを考えさせる主権者教育に、玉村町は踏み込む時期と考えるが、どうか。 

 《タイムカードでの出退勤調査の結果、教職員の労働時間をどの程度把握し、文科省が示した「上限ガイドライン」を参考に、どのような具体的対策をするか問う。》     

 明日からの6月定例議会において一般質問する内容は、主にこの二点、子ども達を教育の場において政治から遠ざけている現実は、彼らの未来を、もっと言えば日本社会の未来を頼りないく底の浅い ものにしかねないことを 指摘し、社会と政治の関係を自ら考えることのできる教育への転換を求めていきたい。
 一般質問は6日の6人目なので、午後3時頃。                                      

斉藤あつ子さんと藤岡行脚

円福寺で仏頼み
中国物産館へもお邪魔しました。

 4日、玉村町から動き出した、斉藤あつこ街宣車、まずは玉村八幡宮から高崎の円福寺へと願掛け回りのようになってしまったが、信者、縁者に巡り会い、藤岡の鬼石町浄法寺から藤岡市内へと何ヵ所かを回った。昼は支持者からの「うれし野」弁当。動けば動くほど響きは良くなる。安倍政治への怒りを糧にまっしぐらの夏はこれから。ヒートするぜ‼️

2019年6月3日月曜日

映画「アイたちの学校」上映後、高監督と会食

お薦めの作品
監督を囲んでの会食は有意義のものに。
高監督と色んな話しができました。


朝鮮学校の歴史と現状を伝えるドキュメンタリー映画

 《ノンフィクション作家の高賛侑監督が朝鮮学校の歴史と現状を描いた長編ドキュメンタリー映画『アイたちの学校 100年の差別-その闘いの記憶』の上映がシネマテークたかさきで始まった。
 作品では、朝鮮学校の授業や部活動などの日常風景を紹介から始まり、朝鮮学校の子どもたちがどのような生活を送っているのかが映像を通してよく分かる内容となっている。
 また、在日朝鮮人が戦後、民族教育を行うため全国に国語講習所を設立して朝鮮学校に発展させたことや、GHQや日本政府の朝鮮学校閉鎖に対する反対運動「4・24阪神教育闘争」など、朝鮮学校の歩んできた歴史が映像を交えて描かれている。
 最後には、朝鮮学校が高校無償化制度から除外されている現状についても触れられており、映画に出演した前川喜平元文部科学事務次官が、「なぜ朝鮮学校だけが差別されているのか?」という疑問を観客に投げかけている。》
 上映終了後、小林副支配人に誘われて、高監督と会食の機会を得た。「これ程、こどもへの差別をあからさまにする国は他に知らない」
これが、この映画をつくった動機だそうだ。
 同じ日本に生きる在日朝鮮人が、これほど差別されていることを、このまま日本人が許しておいていいのか。
日本人にこそ、観て欲しい映画だ。
 (6月7日までシネマテークたかさきで上映)
 

2019年5月31日金曜日

映画「こどもしょくどう」



 子どもの目線から現代社会の貧困問題を描いた映画。
監督・日向寺太郎、脚本は足立紳。
こんな現実もあるんだろう、やはり、社会を変えなければとの思いを強くした。
脚本家・足立紳、力を発揮しだしたねえ。