青原さとし監督の話を聞く(少林山)
なんとも忙しい文化の日だった。
3日は新自由主義に反対する全国労働者集会。
今程、ラジカルな政治集会が求められている時はないだろう。
安倍政権の容赦ない攻撃に対し、中途半端な運動はすべて腰砕けになり消えて行くか、自らを誤魔化して、変節を自己合理化し逃げ出していく。
それほど厳しい政治、社会状況のなか、日比谷野音を埋め尽くす大集会を打ち抜く政治勢力があることは頼もしいかぎりだ。
帰りには、ららん藤岡でのアースデイの集いに合流、バンド演奏を楽しんだ。
そして4日は、休んでいればいいのに、少林山達磨寺でのドキュメンタリー映画「タケヤネの里」(青原さとし監督)上映会に参加。
《日本中の山々に、この地球温暖化ではびこり、放置されている「竹」やその「皮」が、こんなにも深い文化を作り出し、しかも世界につながっているのか、と驚嘆した。》というチラシの言葉だけ読んで、これはいい映画だと勝手に思い込み、何人かの人に声をかけた。
とくに上原夫妻に声をかけたのは午前中のこと。
「竹に関するいいドキュメンタリー映画があるので、しかも無料だから、少林山に来ないか」と誘ったら来たではないか。
無料という言葉に引かれたらしいが、実は1500円だった。
よく見るとチラシに小さく書いてあった。
まあ、作り手も大変だからカンパのつもりで、ということで納得してもらい、ついでに「9日、県立女子大での映画3本の上映会こそは無料だから観なよ」と誘い、シネマテークたかさきで9日から2週間上映される「ハナ」、これだけは観とくれよ、と強く勧めた。
髙階ミチさん、岩城さん、星野さんにも会場で会い、同じことを言った。
最近、何か映画の営業マンみたいだ。
極めて文化的に過ごした文化の日といえよう。
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