映画「漂泊」のチラシが藤橋監督から届いたその日、大崎章監督が玉村に来るから、と土田君から連絡があり、いつものホルモン屋で一献設けた。
角倉邦良県議の政策懇談会出席のため、8時半頃になってしまったが、ビール一杯頂けば、もう酔っ払いの仲間入り。
映画を作りたい玉村町出身の大崎監督の心意気を意に感じ、何とか協力しましょう、とは言ったものの、問題は製作費。
「いいですよ、だけどキャッチボール屋以上の映画にならなければダメですよ」とは土田社長。
いつもはじめはこんな調子で始まるのだ。
私自身「漂泊」の出来映えはかなりなものという感触を持っている。ただの感触だけだが、この楽観的な主観が大事。
一仕事終えて休んでいればいいのに、金もないのにまた映画かい。
《面白きこともなき世を面白く》
《三千世界の烏を殺し 主と朝寝がしてみたい》
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