昼からは真田邸
久しぶりの行政書士会伊勢崎支部の懇親旅行は長野の上田、松代方面、家族も含めて30人以上が参加した。バスに任せてのツアーもたまには気楽でいい。
4日は秋日和でもあり快適な一日となった。
最初に行ったところが「松代大本営」、敗戦濃厚になり、大本営を移す必要があり、松代が選ばれた。戦争遂行に必要なこ国家と軍の中枢・・天皇・皇室・政府機関・日本放送協会・通信施設など・・を移転させるという大がかりな計画。
ここに動員されたのが朝鮮人労働者。その数約7000人、過酷な労働で命を落とした人もたくさんいる。耐えられなくて逃げようとすれば、殺しはしない程度のひどい拷問を受けた。
地下壕入り口には、説明の看板があるが、「強制」という文字がテープで隠されている。なんとも情けない看板となっているが、ここでも朝鮮人の強制労働ではなかった、という右翼勢力の横ヤリがあり、市の腰が折れてしまったらしい。
説明員の方は高崎の朝鮮人追悼碑の件もよく知っていた。
地下壕は朝鮮人を主体とした労働者に掘らせ、天皇の御座所は日本人労働者だけに掘らせるということを聞き、度を超した朝鮮人差別に改めて怒りを感じた。
午後からの真田邸などを歩き、歴史遺産豊かな松代、上田方面探訪の一日となった。
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