「止められるか、俺たちを」
故若松孝二監督が率いた若松プロダクションの時代を描いた映画「止められるか、俺たちを」(監督白石和彌)が10月27日から公開されるが、その先行上映会が高崎電気館で行なわれた。
高崎市内でのロケもあり、勿論、電気館もロケに使われたとあって、100人を越える人が入った。
激動の1960年、70年代を激しく走り抜けた若松孝二、同時期を生きた足立正生、大島渚も登場する。
若松は足立とパレスチナへ行き、映画「赤軍・PFLP世界戦争宣言」をつくり、全国自主上映に向けバスで出発するシーンもある。
その若松孝二役に井浦新だから驚いたが、舞台あいさつを聞けば、彼自身が若松役に相当戸惑ったようだが、そこは役者、若松自身になりきり演じきった力作という。
「歴史から飛び出せ」と生ききった若松孝二の時代を垣間見た思いだ。
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