みんな寿命を全うしようぜ

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西表島で会った昼の蝶

2012年4月10日火曜日

新年度がいよいよスタート、そして朝鮮の衛星打ち上げ

昨日、小学校、中学校の入学式が終了、学校現場でもいよいよ新年度が始まった。
子どもたちが生き生きと学べる環境を是非ともつくっていきたい。
それには、教員が生き生きしている必要があるが、どう見ても萎縮しているように見えてならない。規律重視の教育なんて吹き飛ばせ。

 在日朝鮮人の友人から電話があった。明日から2週間ほど共和国へ行く、という。
土産は成田空港で没収されるおそれがあるので、帰ったら土産話をしてくれるそうだ。
 考えてみれば、朝鮮にとっては今は「慶事」なのだ。
人工衛星だかミサイルだか知らないが、お祝いの意味も含めて打ち上げるということだろう。
 日本国内ではまるで戦争でも起きるかのように政府、マスコミが騒ぎ立てている。
3年前もそうだった。
 日本社会の原発事故、大失業と格差社会、そして大増税への怒りの矛先を外のそれも小国の北朝鮮へと向けさせようとしている企みを見破る必要がある。
もう2度と戦争への道は拒否するぜ。

 歴史的に大国支配の犠牲となってきた朝鮮は、特に植民地支配を受けた日本をはじめ、直接交戦したアメリカ、韓国からの政治的、軍事的圧力に対しては決して譲歩しない。

 1回目は津軽海峡上空(1998年8月)、2回目は日本海北方上空を通過(2009年4月)、いずれもどこの国にも属さない公海上空だ。今回は黄海から東シナ海上空を通過するとされ、周辺諸国の安全に配慮している。
 韓国が2009年8月と2010年6月に打ち上げた人工衛星(いずれも失敗)は東シナ海の北方を軌道としており、今回の打ち上げ予定軌道とほとんど同じだ。
そのとき、日本政府は韓国政府に対し、打ち上げ中止を要求せず、ミサイル撃墜態勢も取らなかった。

 朝鮮との関係で、お互いの目線を合わせての対話ができない事態になってしまった原因は、歴史的に見て日本にあると考える。これを打開することに力を割くべきだ。
 朝鮮の人工衛星打ち上げを、国内的な戦争準備の具にされたのではたまらない。
 衛星を花火にしてもらえればそれに越したことはないが、とにかく打ち上げが成功裏に終わることを願うのみだ。

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