昨日、新自由主義と最も良く闘った中野洋さんの通夜に参加した。個人的に親しかったわけでは勿論ないが、国鉄分割民営化前後から国鉄千葉動力車労組の委員長として、現在は顧問として、非妥協に時代と対峙してきた。著書「甦る労働組合」は熟読した。現場労働者をとことん信頼し、情勢を語り合い、悩み苦しみながらも、最も厳しい闘いの方針を選択していった経緯が書かれている。楽天主義で仲間を徹底的に信頼する任侠の人だ。昨年の政権交代を「平成維新」と言う程度でしか表現できない軽い政治家とはまるで違う本当の意味での時代の先駆者だ。彼に続く人がたくさんいることも力強い。冥福を祈る。
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