天安沈没事件に関し、北朝鮮の犯行として日、米、韓合同で制裁を検討しているという。
北朝鮮の犯行という前に、この事実を検証しなければならないのではないか。
以下は「河信基の深読み」から
[それは、天安沈没と同時間帯に指呼の海域で米軍潜水艦が沈没し、密かに引き上げられていた事実だ。
米潜水艦沈没を報じたのは、韓国kBSテレビ。事件から間もない4月7日9時からの「ニュース9」特集「謎の第3ブイなぜ?」で米軍ヘリコプターが米兵の遺体を運び去る映像などを流した。
ネットでは、天安と米潜水艦との衝突説が飛び交ったが、韓国政府当局が「誤報」として名誉毀損で告訴し、KBSのウェブサイトから削除された。韓国のテレビは過去の放送もすべてVODで視聴できるが、同特集だけは「法廷闘争のため映像サービスは中断します」となっている。
その後、北朝鮮関与説が堰を切ったように流され、米潜水艦関与説は脇に押しやられていった。]等々と続く訳だが、同地域で演習していた原潜コロンビアの行方が分からなくなっているという。この辺から探していったらいい。
天安の切断面が、強烈なせん断破壊面であり、水中爆発によるバブルジェットによるものと思えない。むしろ潜水艦急浮上による衝突ではないか、と河信基は推測する。
もし米潜水艦による衝突事故だとすると、これも一大事だが、少なくとも、この事件に関し、北朝鮮には「動機がまるでない」のだ。なんでも都合の悪いことは北朝鮮で、その脅威から日本を守るために、普天間基地の移設先を辺野古じゃたまらない。もし米潜水艦による事故だとしたら、やはり沖縄に米軍基地はいらない。
(デビ夫人のブログにも書かれているので参照のこと。彼女のような一見妖しい人は意外に真実を語るのです。)
このような国際問題は、事実と違うことから戦争すら始まることを認識しなければならない。湾岸戦争の発端は、イラクがクウエ-トに侵攻したことから始まった。事実は、イラクの地下油田がクウエートにより浸食されていることに再三抗議していたフセインがクウエートに侵攻し、地下油田の浸食を止めさせようとしたことによるものだが、クウエートのアメリカ大使はその旨了解していた。しかし、実際に侵攻すると、イラクのクウエート侵略と非難し戦争を仕掛けていった。
ベトナム戦争の発端のトンキン湾事件だってそうだ。戦争を起こす口実はどうにでもなるのが現実の国際政治だ。しかし、それを許していいのか、と言うのが私の考え方だ。
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