ドーンと小慧社中展 |
作品を背景に羽鳥さんとパチリ |
第1回小慧社中展がいよいよ8日からということで、初日の8日、高崎シテイーギャラリーに行った。
羽鳥小慧先生とお会いするのはまだ二度目。
最初に会ったのは昨年、玉村町産業祭の折り、赤煉瓦倉庫での書道展での作品に眼を奪われ、初対面の羽鳥さんの好奇心一杯の話と真っ直ぐな人柄に注目していた。
すでに中国には20回以上行っているという。だから中国人の特徴も良くつかんでいて、非常に学ぶところが多い。
漢字を書くことは単に漢字を覚えることだけでなく、その生まれまでさかのぼり、人間と自然界の繋がりまで感じ取る感性が磨かれるのではないかと、私は思っている。
何せ、全く筆を手にしたこともないに等しい自分にとり、墨をすり、筆につけ、紙に書き付ける作業は、無心を求められるということは理解できる。
邪念があれば精神集中ができず、気持ちの通わないものになってしまう。
心を動かす書は、素人目でもわかる。
今日、日中間に軋轢が生じているが、中国の歴史を書を通じて知った羽鳥さんには、日中間の友好にたじろぎはない。
人々の交流こそが政治を正しい方向に動かす。
朝鮮半島の北側地域に行きたい、との話に、是非とも同行したいと申し入れた。
羽鳥塾で学んでいる人の中には、私の知り合いも何人かいた。どれも感動ものの書をしたためていた。
〈冬の時、確乎不抜の志を立てよ〉という言葉が目にとまった。
【小慧社中展】
高崎シテイーギャラリー第2展示室で2月12日(火)まで開催
時間 午前10時から午後6時
是非 足を運んで欲しい。
その後、早速〈冬の時、確乎不抜の志を立てよ〉を実践しようとの思いで、高崎駅西口で毎週金曜日に行われている脱原発集会に向かった。
会場まであと2分ほどのところで、携帯に萬寿屋の社長からの電話。高島屋近くの焼き鳥屋で知り合いと飲んでいるという。
「少しだけでいいから来てよ」との誘いに、断るのも悪いので7時までつきあうことにした。
ここにも味のある人たちが集っていて、話も弾み酒も進む。
さて時間なのでこれから駅前集会に、と意志の固いところを示し席を立とうとすると、「酒を飲んでそんな大切な集会に行っては失礼になるから、今夜は飲みましょうよ」と大勢さんに説得され、はあ、ということで最後までつきあってしまった。
〈冬の時、確乎不抜の志を立てよ〉
にわか決意のなんと頼りない事よ。
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