お気に入りの一枚(建物は高崎市役所)
8日、雨模様の空もいつの間にか晴れわたっていた。
今年の高崎城址公園での集会は原発事故の除染作業をしていた労働者や南相馬市同慶寺住職の田中德雲さん、福島の高校生フラダンスチームも参加しての多彩な集会となった。
福島の高校生の参加は大きな感銘を与えた。彼女達は小学6年生の時、原発事故に見舞われた。
今、元気に高校生活を送っているが、地元では反原発行動はなかなか盛り上がらないらしい。不安を口に出せない状況があるのだ。
田中德雲住職の話などを聞いても、全国に反原発行動を広げることが、いかに福島現地にとっても大事なことか理解できる。 現に毎日7000人の労働者が事故現場で働いている。
この状況を数十年続けなければならない深刻さ、現地で生活している人の不安や怒りを我々も共有する必要がある。
子どもたちの甲状腺ガンは117人(疑いもふくむ)に達し、しかし、政府と福島県は原発事故が原因であると認めようとせず、内部被曝問題を抹殺しようとしている。
この運動を継続発展させることが原発をなくし、原発事故の責任を追及する上でも必須条件だろう。
いい集会だった。力を合わせることの醍醐味を味わった思いだ。
11日には郡山市民文化会館で〈3.11反原発福島行動〉が催される。
〈再稼働、戦争、首切りもうたくさんだ。怒りを力に立ち上がろう、つながろう〉
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