八ッ場展望台から工事現場を見る
このメンバー、つきあいだしてから40年近くになる。それなりの激動を生きてきたので、この辺でお互い元気なうちに小さな旅でも、ということで正月に企画した八ッ場の旅もいよいよその日が来た。
会ってみれば秋山センセイ、いきなり「人生、慣性の法則、言ってみれば惰性でこれから生きてやる。鶏死ねば赤い羽根募金の羽を残し、ライオン死ねば歯磨き残す、俺は何を残そうか」といきなりの天然発言で、人間変わらないもんだと改めて痛感。
実はこの面々、八ッ場ダムには強い思いを持っている。私の年齢(64歳)と同じ年月をかけて今、ダム建設工事をしているという事実、その間、地域の人々がどれほど苦しんできたかその一端を知れば、複雑というほかない。
「青春は兵役に埋没 後半生ダムと対決 命たらざる」と謳った豊田嘉雄さんが経営したやまた旅館、今、息子さんが経営を引継いでいる。どうしても引き寄せられてしまう。
熱い湯につかりながら工事現場を見ていた。
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