みんな寿命を全うしようぜ

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西表島で会った昼の蝶

2011年10月11日火曜日

連合群馬「産別・地協代表と議員墾意見交換会」

初めての試みとして、ホテルメトロポリタンで連合群馬主催の「産別・地協代表と連合群馬議員懇談会」の意見交換会が開かれた。議員懇はどんなことをしているのかと言う声が連合群馬の中でもあるので、この会を設けた。
黒沢代表や角倉、後藤、塚越、小川県議など全県議と市町村議会からも多くの議員懇議員が参加していた。県政の課題や特に八ツ場ダムの行方が議論になった。しかし、連合議員懇の議員のなかでも意見がまとまらない状況なのだから容易じゃない。地元群馬の議員なんだからハッキリ反対と言えればいいのだけど、足並みの乱れは自民党を利するだけだ。

帰り際、山田行男高崎市議に高崎市での「特別講演会・放射線と健康」が中止になったことにつき、お礼の電話をし今後の方針を話し合った。
この講演会は原研の小林泰彦研究主席が講師となり、放射線が人体に与える影響について「正確な知識を学ぶことを目的」に高崎市が主催したもの。
ところが内容はひどいもので「原発事故で犠牲になった人は一人もいません」「250ミリシーベルトでもたいしたことはない。一時的な不妊になる程度」「細胞に届いた線量が同じなら内部被爆も外部被爆も影響は同じ」等々、「放射線は安全です」、と言わんばかりの話に参加した市民が怒りの署名活動をし、中止を申し入れるとともに、山田市議からも直接公民館に「異議」を申し入れてもらっていた。
日本原子力研究開発機構勤務という権威者の言葉として市民を騙そうとしてもそうはいかない。政府と行政による「放射能は大丈夫、国民をだまそう」という意志をこの講演会開催で強く感じ取るとともに、それをも跳ね返す力が市民にあることを証明した意味で大きな成果だ。

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