戦前、日本が行った朝鮮人に対する強制連行と強制労働に対し、猪上さんたち有志が懸命の努力で建てた「記憶、反省そして友好」の追悼碑前での9回目の追悼集会が行われた。
高崎市岩鼻町の「群馬の森」の中にある碑は、曇ってはいたが、新緑の森の中、くっきりと映えていた。
私自身、この集会に参加し始めてもう5回目になるだろうか。
角田義一さんや在日韓国、朝鮮人、群馬朝鮮初中級学校の生徒、支援の日本人総勢100人を越える人たちが集まった。国労高崎唐沢書記長、角倉邦良県議も参加していた。角倉とはこの1週間で3度目だ。明日も会わなくっちゃ。
日本は侵略戦争と植民地政策という戦前の過ちを二度と繰り返さないということ、当時の軍隊内慰安婦問題を認め、謝罪と賠償をキチンと行い、未来に向けた友好関係を構築しなければならない。それは被害者側の思いを理解してはじめてこの問題は解決に向かう。加害者側が勝手に矮小化してはいけない。
日朝関係の改善は野田政権のもとでは何の進展も期待できない状況だからこそ、草の根民衆のこうした交流がどうしても必要なのだ。
同じ時間、玉村町勤労者センターで行われた「玉村町再生可能エネルギー研究会」の発足集会には1時間ほど遅れて参加した。こちらも脱原発社会を目指す運動体になることを期待したい。
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