パレスチナゲリラ「黒い九月」との戦いを描いたものだが、目が離せなかった。
一人の女性をあそこまで反米の塊にさせたのは間違いなく、イスラエルであるし、それを支援するアメリカだ。
その辺も表現しているが、最後はゲリラたちは殺されて攻撃はぎりぎりのところで失敗する。
一人の女性をあそこまで反米の塊にさせたのは間違いなく、イスラエルであるし、それを支援するアメリカだ。
その辺も表現しているが、最後はゲリラたちは殺されて攻撃はぎりぎりのところで失敗する。
商業映画だからそうなってしまうのだけど、内容はとても興味深い。
現実の世界はもうたまらなく嫌になるほど暴力的だ。
そして「昼下がり、ローマの恋」は3人の大人の恋を描いたものだが、これが面白い。
恋人のいる青年弁護士が出張先の小さな村で奔放な娘(実は人妻)と恋に落ちる話、周りにたむろする欲のない連中の存在が暖かい雰囲気を醸しだす。
2人目は、中年有名キャスターがエキセントリックな女性につきまとわれ、恋の大騒動を起こす話。
動揺した中年キャスターが「オサマ・ビンラデイン」を「オバマ・ビンラデイン」と発言し降格、果ては特派員としてアフリカに派遣され捕虜になってしまう。
最後は高齢の歴史学者が、パリから帰国したアパート管理人の友人の娘と恋に落ち、ドタバタしながらも結婚、子供までつくってしまう、という話。
還暦すぎのおじさん、おばさん必見の映画だ。
一夫一婦制社会でもこういう枠におさまらない男女の関係があるから、世の中は豊かで面白い。
シネマテーク高崎で6月1日まで上映。
還暦すぎのおじさん、おばさん必見の映画だ。
一夫一婦制社会でもこういう枠におさまらない男女の関係があるから、世の中は豊かで面白い。
シネマテーク高崎で6月1日まで上映。
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