資料に見入る人たち
高崎シテイーギャラリー(1階予備室)で今日から22日までの日程で〈星野文昭絵画展〉が開かれている。
星野さんは、ペテン的沖縄返還に反対し、1971年11月渋谷闘争を闘う中で発生した警察官死亡事件の犯人として無期懲役を言い渡され、現在も徳島刑務所に拘留されている。
しかし星野さんは実行犯ではない。有罪の唯一の決め手は、他に逮捕された5人の自白だが、後に彼らすべてが法廷で供述を否定した。
星野さんは事件当時、現場から離れたところにいた。そして、暴行に関与していない証拠写真も発見されている。
現在、再審無罪を勝ち取るため、検察側が持っている全証拠開示を求める運動を強力に推し進めている。
その星野文昭さんが獄中で描いた絵画の展示会だ。
沖縄返還の矛盾が一層深刻になってきている現在、獄中39年の星野さんの釈放を勝ち取ることは極めて重要なことだ。
一度も会ったことはないが、獄中39年は余りに長すぎる。
今も獄中で闘い、世界とつながっている星野文昭さんの繊細な絵を見て欲しい。
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