神流川発電所内での総務常任委員会メンバー
日本創成会議の試算(2040年には若年女性の流出などで896市町村が消滅)により衝撃を受けたわけではないが、玉村町としても人口減少、高齢化の流れは例外ではないので、上野村の定住化対策について、視察研修しようということで、昨日、お邪魔した。
神田強平村長、青木一次議長に迎えられ、黒沢振興課長から定住対策の説明を受けた。
上野村の人口は7月現在1330人とのこと、職員数40名弱、平成元年からの対策、①雇用の場をつくる。②生活支援の充実、(生活補給金の支給)(結婚祝い金の支給)(住宅資金借入金利子の助成)(住宅取得応援金の助成)③村営住宅の充実
④子育て支援(誕生祝金)(養育手当)(低額な保育料)(学校給食費の免除)(こども福祉医療被の充実)(入学祝金)(奨学金の貸与)などの対策でIターン人数は232人になった。
自然に恵まれた環境のなか、年間20万人が観光に訪れる。玉村町とはまるで違う環境だが、共に群馬県を形作る自治体の取り組みは大いに参考になる。
午後は東京電力神流川発電所を見学。長野県南相木村のダムを上部ダムとし、上野ダムを下部ダムとし、その高低差653メートルを利用して、単機出力(47万㎾)の発電を担う。
揚力発電は、昼間、上部調整池から下部調整池へ水を落とし発電し、夜間、水車を逆回転させ、下部調整池から水をくみ上げ、再び昼間の発電に使うという、一定量の水を繰り返し使用する発電方式。貴重な水資源の有効利用といえる。
平成17年から1号機、24年から2号機が、更に今後6号機までの建設を予定している。
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