300人はいたでしょうか。あきれるほどの人数。
とにかく大人数の結婚式と披露宴を見た。
友人の在日朝鮮人・李和雨さんの娘さんが結婚するというので、朝鮮式の結婚式を体験したいと申し出、昨日の結婚式参列となった。
毎年、新年の集いを開催している高崎ビューホテルの同じ会場だが、会場一杯テーブルを詰め込んでの参加者は300人を越えていた。
「人前結婚式」とでもいうのだろうか、参加者の前で、結婚と今後添い遂げることを誓い、参加者はそれに立ち会うというスタイル。それなりの厳かさの中で執り行われた。
しかし、乾杯の後は、段々賑やかになっていく。歌ありスピーチあり、日本の披露宴と変わらないが、その規模の大きさにはさすがに驚いた。
私の座ったテーブルだけが日本人だった様子。その人たちも李さん家族とは長いつきあいのようで、楽しく話しもできた。
差別の多い日本社会で生活してきた在日朝鮮人にとり、出産、子育て、教育、就職そして結婚までたどり着くことは一通りの道ではないだろう。
それだからこそ、結婚という人生の節目を同胞たちが大勢集まり祝福する。この団結が、日本社会で生きる力を与えているのだろう。
在日朝鮮人という歴史上の位置が、今後の北東アジアの友好・平和に資する時が必ず来ると確信する者として、若いふたりの結婚を心から祝福したい。
未来は若者のものだ。
|
0 件のコメント:
コメントを投稿