みんな寿命を全うしようぜ

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西表島で会った昼の蝶

2015年5月3日日曜日

これが大賑わいの朝鮮式結婚式

和服で失礼します。
李さん家族、前列は日本人
舞台へ載りきれない程の祝い人たち
「統一列車」でしょうか。
新婦の父親としてあいさつする李和雨さん
300人はいたでしょうか。あきれるほどの人数。

 とにかく大人数の結婚式と披露宴を見た。
友人の在日朝鮮人・李和雨さんの娘さんが結婚するというので、朝鮮式の結婚式を体験したいと申し出、昨日の結婚式参列となった。
 毎年、新年の集いを開催している高崎ビューホテルの同じ会場だが、会場一杯テーブルを詰め込んでの参加者は300人を越えていた。
 「人前結婚式」とでもいうのだろうか、参加者の前で、結婚と今後添い遂げることを誓い、参加者はそれに立ち会うというスタイル。それなりの厳かさの中で執り行われた。
 しかし、乾杯の後は、段々賑やかになっていく。歌ありスピーチあり、日本の披露宴と変わらないが、その規模の大きさにはさすがに驚いた。 
 私の座ったテーブルだけが日本人だった様子。その人たちも李さん家族とは長いつきあいのようで、楽しく話しもできた。
 差別の多い日本社会で生活してきた在日朝鮮人にとり、出産、子育て、教育、就職そして結婚までたどり着くことは一通りの道ではないだろう。
 それだからこそ、結婚という人生の節目を同胞たちが大勢集まり祝福する。この団結が、日本社会で生きる力を与えているのだろう。
 在日朝鮮人という歴史上の位置が、今後の北東アジアの友好・平和に資する時が必ず来ると確信する者として、若いふたりの結婚を心から祝福したい。
 未来は若者のものだ。

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