みんな寿命を全うしようぜ

みんな寿命を全うしようぜ
西表島で会った昼の蝶

2011年1月4日火曜日

社会は生き物、変わりながら生きてゆく。時代を見極める眼を。

菅直人は首相失格だねえ。年頭のあいさつで小沢問題をその第一に挙げ、小沢を排除することにより支持率の回復を狙っているらしい。野党はそんな事で妥協はしない、次の難題を突き付けて政権を追いつめる事は分かっているだろうに浅はかな政権だ。
「政治とカネ」は問題ですか、と問われれば、誰もが「問題です」というのは当たり前のこと。大衆迎合もここまでくると危険水域に入る。菅政権は対米追従を一層進め、新自由主義政策を加速しようとしている。自民党以上に危険だ。
私は小沢の政治理念や強引な手法に反発するが、今の政治を考えると、少なくとも松下政経塾上がりの頭でっかちの薄っぺら政治家連中より全然、小沢の方がましだ。
 清濁併せ飲む事ができる小沢はアメリカにも一定ものが言えるし、中国外交もできる。田中角栄は中国にとり「最初に井戸を掘った人」だ。その流れを小沢は継いでいる。外から軽く見られない事が必要だ。菅の次は誰だい。前原、岡田、野田、枝野あたりじゃ瞬時に吹き飛ばされてしまう。外交、国際政治は甘くない。この政局はワルの小沢を使わなきゃ乗り越えられないのではないか。なにせ彼は67才だからそう長くはない。このこともいい。
 ワルの小沢を使い、自民党をあっと言わせ、短期間でその役を終えてもらうのが現実的でそれこそが政治。納得できる政治をすれば「政治とカネ」の問題は後景化するし、ワルだからできる善政もあることを我々大衆が認識すべきだ。透明、公正、公平だけを売りにし、あばら骨が透けるほど身ぎれいになっても、庶民が右往左往し、明日の糧にも困るような政治をされたのではたまらない。頭でっかちな「単純、まっすぐ困った君」のアマチュア政治家が横行している。「彼らの正義」が戦争への道へとつながっていくことを歴史は教えている。

4月の県議選は重要な位置を占める。まっとうな議員を県政に送り出す必要がある。群馬には八ッ場ダムの問題がある。力ある議員として高崎市から角倉くによし、後藤かつみの二人を押し上げたい。藤岡からは関口しげきさん、前橋からは新人の本郷たかあき、小川あきら、伊勢崎からは塚越紀一さんだ。桐生の大澤幸一さんも勝たなければならない。季節も寒く、世論も厳しい中、勝ち抜いていただきたい。

高校の恩師宅が年末に焼けるというニュースも伝わり、穏やかに始まる一年とはやはりいかない。社会はあらゆる意味で生き物だ。

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