時代の転換期とは誰もが言う。ではどのような時代認識で転換期というのか。現状の枠内での「改革」で未来へと希望をつなげることが出来るのか、それは多いに疑問だ。資本主義経済体制そのものが行き着いている事が全ての原因として見た方がいい。
既成政党の対応不能の様に国民はあきれ果て、橋下の「維新政党」が増長する状況に、私は戦前のファシズムの台頭を見ている。「改革」を叫び既存の構造を解体した結果、何が起こったのか。軍部の政治支配と戦争教育、戦争政治、そして焦土と化した国土ではなかったか。
その教訓から開始した戦後政治が、今、違った形で同じ道を進もうとしているように見えてならない。
小選挙区制のもとで民主、自民という同じ政党が誕生し、それが、対抗的に政策に反目しあっている。これは民意と全くかけ離れた政治というしかない。庶民にとりストレスがたまることは当然のこと。しかし言葉だけの「改革」にだまされてはいけない。
玉村町町長選もそうだ。何でもトップを変えれば全てが良くなる、という短絡思考で町長選びをされてはたまらない。
的確な社会情勢判断のもと住民の多様な要望に丁寧に応える姿勢と誠意が基本だ。
その上でこの8年間の貫井孝道町長の行政姿勢を点検すると、今の時点で他の人に変える必要はないと考える。
行政に王道はない、地道に歩み続けること、それが出来る人に町長をしてもらうしかない。そして、そのことを理解出来る住民であるべきだ。
今日は賀詞交歓会、今日をもって本格的に行政の1年が始まる。天かける龍のようにいきたいもの。
0 件のコメント:
コメントを投稿