人権学習会・教育研究集会として群馬教育会館での「差別と戦争をなくすために」(副題・ふるえるような怒りの奥底にすがるような生命の願いがあった)と題する有馬理恵さんの講演会に参加した。
彼女は高校時代に観た「釈迦内柩唄」(水上勉原作)に衝撃を受け、芝居の道を歩み始め、1999年から「釈迦内柩唄」をライフワークとして各地で主演している。
B級戦犯の祖父を持つ彼女の話は、部落差別、女性差別を自らの体験としているだけに迫力があり、例え少数であろうとも、差別や戦争などの迫害には一歩も引かない断固とした意志を感じさせた。
私自身、一度だけ、「釈迦内柩唄」を観たが、それはそれはすごく感動的だったことを覚えている。
生きること、死ぬことが誰一人の例外なく、つながっていること、みんな同じということを教えている。
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