片田敏孝群馬大学教授
年に一度の群馬県町村議会議員研修会の会場は恒例の吉岡町文化センター。
高橋正榛東村村議会議長は現在、全国町村議会議長会の会長。
今年の研修会は特にいいよ、と言わんばかりの顔で玉村町議会の席にあいさつに来た。
江藤俊昭さんは「住民自治の根幹としての議会」と題し、丁寧に話をすすめた。
もう一人の片田敏孝さんの話は「想定を越える災害にどう備えるか」。
実際、釜石市での防災教育の実践が多くの人たちの命を救ったこともあり、大きな関心が示された。
群馬県は火山爆発等自然災害の危険性がたくさんあることを強く指摘、「群馬安全神話」からの脱却を訴えた。
釜石市では防災教育を受けた子供たちが、親や祖父母を救った事実を示し、大人がキチンと防災への対応を子供たちに示さなければいけないと主張した。
確かに二人の講演内容は豊かだった。それをどう生かしてゆくかが問われてくる。
議員16名が2代の車に分乗し、ロイヤルホテルのバイキングで昼食をし、吉岡町に向かったが、車中、「中国の様子はどうだった?中国のどの辺に行って来た?安全だった?」と興味津々の様子で聞いてくる。
「北京を起点とした北東アジア方面、親善訪問だから勿論安全、近隣諸国と仲よくできないような外交ではいけない」と今日のところは話しておいた。
|
0 件のコメント:
コメントを投稿