このあとグっと両手が伸びた
新年いきなりサウジアラビアとイランの国交断絶、連日の株式相場の大幅下落、北朝鮮の水爆実験、トルコとロシアの対立は激化し、世界は今年も大波乱の幕開けとなっている。
中東シリアからの大量難民はヨーロッパに今もなだれ込んでいる。
このような全情勢をどう読み解いたらいいのか、現代の時代認識を学習する機会を得た。
資本主義が全く行き着いたと言うことだろう。資本主義にまだ勢いがあった、余裕があった頃は、新自由主義などという極端な議論は端に追いやられていたが、その矛盾が蓄積される中で、とにかく巨大資本だけでの生き残りをはからざるを得なくなり、新自由主義政策が世界を覆いだし、弱肉強食の戦争と収奪の現在となった。人間の命や再生などお構いなしの世界だ。
マルクスが資本論で論じている「洪水よ、我なき後に来たれ」という無責任な状況が世界を苦しめている。
学生の頃読んだ羽仁五郎の本の一節を思い出す。
〈現在の世界で起きている悲惨は、革命が起きない事に原因がある。革命は決して怖いものではないことを学ぶのが歴史学だ。〉
ああ当時、羽仁五郎の言葉に勢いを得たが、今また、再確認する時が来たようだ。
今日は玉村町消防出初め式、事故災害がないことを願いながらこの分野でも一年が始まった。
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