みんな寿命を全うしようぜ

みんな寿命を全うしようぜ
西表島で会った昼の蝶

2010年4月30日金曜日

「福島みずほ」国政報告会


先週、岩鼻での強制連行被害者慰霊祭の時、今日の報告会の件を山田ゆきお市議から聞いていた。
連休前で色んな仕事も重なっていたが、何とか工面をして高崎労使会館に駆けつけた。
福島さんとは、昨年4月の女性サミットでご一緒し、7月の衆院選の時も会ったがそれ以来だ。
大臣ということで大変なようだが、楽天的な表情は変わらない。連立政権のなかでのしんどさは
あるが、政治が違う方向に行かないようにするには、中で主張していく必要がある、と訴えていた。
現実の政治において、社民主義政党の存在の重要さは理解している。国労高崎などを主体とした実行
委員会が主催したもので、伊勢崎市議選をともに戦った81才の竹澤さんが伊勢崎から来ていた。
国労OBで、当時の活動家は年齢を重ねても強い信念を持っていることに改めて感心した。
角倉邦良、後藤かつみ両県議もいいコンビであいさつ。いい雰囲気の集会だった。

5月15日には高崎に保坂展人と辻元清美が来る。行かなくっちゃ。

2010年4月27日火曜日

「富岡ゆきお、小寺弘之」を囲む会の日程を決定

6月1日(火)玉村町下新田5丁目公民館(玉村町商工会の西)で、「富岡ゆきお、小寺弘之を囲む会」を開催することが決まりました。昨年夏の衆議院選とはまるで違う政治状況の中、いよいよ7月参院選に向けた取り組みを開始します。「時計の針を後退させるな、民主党政権をもっとリベラルに」の思いで夏の選挙をたたかいたい。現状の政治には山ほど言いたいことはあるが、政治をもう一歩前に進める事により、政治を真の意味で国民の手に取り戻したい。負けられない選挙です。多くの皆さんの参加をお願いします。

 期日 6月1日(火)午後6時30分から
 会場 玉村町5丁目公民館 玉村町商工会の西、玉村小学校の南
 参加者 富岡ゆきお、小寺弘之
 他にも様々な人士に応援に来て頂きます。


 町は現在、第5次玉村町総合計画策定に向け、町内8カ所で住民意見交換会を開催している。昨日は、箱石公民館だった。道路のことになると、多くの人が集まるのだが、昨日の説明会の参加者はそう多いとはいえなかった。今日は上之手公民館、28日は角渕公民館、最後の30日は芝根公民館でそれぞれ午後7時から9時まで開催。

2010年4月25日日曜日

「記憶、反省、そして友好」の追悼碑を守る会の追悼集会


群馬の森の中に建立されている追悼碑の前で、7回目の強制連行犠牲者追悼集会が開かれた。私自身三度目の参加になる。日本の植民地時代、朝鮮半島から多くの人々が強制連行され、過酷な労働を強いられまたは戦場に追いやられ、女性の一部は「従軍慰安婦」を強制され、尊い青春と命を奪われていった。
 今日に至っても、政府はその真相究明に誠実に取り組んでいない。そんな中、県有地に「記憶、反省、そして友好」という追悼碑を立て、未来に向けた日本と朝鮮の友好と平和の基礎にしようと運動してきたのが猪上輝雄さんを中心とする「強制連行を考える会」の人たちだった。公有地に建立されている強制連行の碑は、他にはないそうだ。だから「追悼碑を守る会」なのだろう。在日朝鮮・韓国人や多くの日本人も参加し、子ども達が歌う「イムジン川」が新緑の森の中に心地よく響いた。
「韓国併合」から100年目の今年を歴史の真実に向き合う一年にしなければならない。真理は人を自由にする。


5時からは前橋での「富岡ゆきお国政報告会」、鳩山首相が来るとあって、右翼の宣伝カーが何台か怒鳴り声を上げながら走り回っていたが、鳩山首相がそんなに気にいらないのだろうか。彼は右翼が騒ぐほど左派ではないことは誰にもわかるだろう。気にいらないことは私にだってある。高校授業料の無料化の対象から朝鮮高校を除外するなんて許せない。

夜は選挙戦最終日の伊勢崎市へ。堀込清孝事務所で最後の追い込みに参加した。

2010年4月22日木曜日

群馬防災ヘリコプターを視察

全議員で前橋市下阿内町にある群馬ヘリポートを訪ね、ヘリコプター「はるな」を横に防災訓練の様子の説明を受けた。
「はるな」は就航以来13年を迎え、数々の緊急運行を行い、災害、山岳事故の救急救助では多くの人命や財産を守ってきた。平成20年度が114件、21年度は109件の出動だった。21年度からドクターヘリの運用開始により救急の件数は減ったものの、山岳での滑落事故の増加のため、全体としては例年並みとなった。緊急時に対応するには、日常訓練の重要性を隊員の皆さんは訴えていた。
 近所に住む人にとり、その騒音により、「眠れない、落ち着かない」の声がある。このような声には、騒音対策を適切に行うことで対応できるはずだ。どうにもならない米軍基地の騒音とは違う。
 米軍基地のことがバスの中で議員同士の話になった。「基地がどこに行っても、行った先で誰もが嫌だ、駄目だと言う。そのくせ口を合わせたように日米同盟は必要と言う。本当に必要なのか。沖縄だけに負担させることはいいことなのか。嫌な基地などいらないと言えないのか」と言うと、みんなうーんと言うだけだった。本質に突っ込まなきゃ。
 
 

2010年4月19日月曜日

戸澤英子の「リメイク・ファッシヨンショー」


3度目になるリメイク・ファションショーが新町文化ホールで開催された。上茂木に住む戸澤英子さんの作品で、着なくなった古着など
を今様に手直ししたもの。驚くほど斬新な作品ばかりで、見る人を驚かせた。
会場はほぼ満員でショーの合間にカラオケや三味線、フラダンスなどもはいり
見応えのあるショーだった。

藤岡市長選と伊勢崎市議選の告示日でもあり、関係ある何人かの陣営にあいさ
つ回りをした。

2010年4月17日土曜日

重層的に重なる一日


明日告示の伊勢崎市議選のポスター張りの打ち合わせから始まり、さまざまなことが重なる一日だった。
「田辺誠先生の米寿を祝う会」へ参加するため高崎市内駐車場に止め車から降りると、ふと目にとまったのが「傷つけるために軍事費を使うより、生かしあう世界のために、まず、私たちが信じること、行動することから始めませんか?」の大きな文字。窓枠いっぱいに張られていた建物は立正佼成会高崎教会。こういうアピールは不動産会社などの企業宣伝が多いなか、また大学だって立て看板まるでなしの現状のなか、一瞬たじろいだ。しかし、先日の教会長の話を思い出し合点がいった。佼成会が議員を推薦するについて5項目があるという話だ。生命尊重、平和憲法擁護、憲法9条を守る、思想、信教の自由、政教分離原則の維持だ。どの項目もそのまま私にとって受け入れられるものだった。そしてこの教会建物を挙げての表現行為に背中を押されているような気分になった。

 そして「田辺誠さんを祝う会」、これが盛況で、90才の田辺さんの先輩、元全逓関東地本執行委員長の清水さんの話がよかった。当時、選挙違反で誰が逮捕されても、誰もが黙秘をして組織を守ったという話。近くにいたJP労組の幹部に聴くと、「いや今は全然だめですよ」という。また田辺さん自身も記憶力鮮明に当時の裏話をし、健在をアピールした。

帰りがけに、高崎市タワー美術館で開催中の「土門拳の昭和」の展示場に入った。さまざまな写真があり、ひとつひとつゆっくり見ると時間を忘れる。なかでも「筑豊のこどもたち」がよかった。「弁当を持ってこない子」の説明が悲しい。「弁当をもってこれない子どもは、弁当を食べている子どもの隣で絵本を読んでいる。食べている子ども達が何かの拍子で笑ったとしても決して見向きはしない。」
昼ご飯を食べられない子ども達はどういう思いで大人になっていったのだろう。そして今、格差社会のなかで給食費を払えない親が出てきている。この写真が現在のことにならないようにしなければならない。

4時からの参院選対策会議(富岡、小寺両氏の当選にむけての会議)終了後、シネマテーク高崎で[ドキュメンタリー頭脳警察]。60才過ぎのパンタとトシがまだ叫んでるのには驚いた。「さよなら世界婦人よ」「銃をとれ」「コミック雑誌なんかいらない」最後は「歴史から飛び出せ」など30年ぶりに聴いた。よかったねえ、当時を思い出しながら聴いた。重信房子へ面会に行く場面もあった。「俺が中にいて逆だったかもしれないんだ」の言葉が離れない。森達也も出演、まだまだ熱い頭脳警察、3部作なのでもう2本見なくては。
今年の夏は小林一茶の生家訪問の他に頭脳警察のコンサートも加えたいね。

2010年4月15日木曜日

議会全員協議会

午後から全員協議会と県央処理場特別委員会に出席。町総合計画策定に関し住民との意見交換会の実施説明、庁舎外壁修繕工事、次世代育成支援地域行動計画、裁判の和解についての説明があったが、滞納処理に関し町が被告として提訴されている裁判(一審勝訴)で和解したことに関してはさまざまな批判が出た。しかし、そもそも訴えられるような疑義ある徴収をしたことも事実で、これを最高裁まで持って行き、「モデル判例にすべきだ」論には組みできない。滞納額20万円程度にどれだけの時間と弁護士費用を費やすのか考えた方がいい。採算を度外視し、一面的正義を追い求める行政でいいのかが問われている。訴えられない行政に転換すべきだ。行政はバランス。

5時から、町在住のドイツ人ツッキーさんと町長室を訪問、環境を大事にする翻訳家らしい発想で町にいろんなアイデアを提供していただけることを期待する。

2010年4月14日水曜日

竹原阿久根市長の手法にだまされるな

竹原阿久根市長が議会にさえ出席せず、課長にも答弁を禁じているという。マスコミの傍聴を嫌ってのことらしいがマスコミの傍聴、議会の公開は当たり前だろうに。市長という権力者の意にそわない者は排除するというファシストだねえ。
そもそもこんなに高い給料を職員はもらっていていいのか、と言わんばかりに職員の給料を張り出し、それに抵抗した職員を懲戒免職にした。裁判の結果、職権乱用で解雇無効が確定したにもかかわらず、今度は最高裁判所の裁判官の給料をブログに乗せ、「こんなに恵まれている裁判官に正しい判決は出せない。」という意味のコメントをしているという。なんというアナーキー、これは市長としての発言ではない。
 一般公務員の待遇を問題にするのではなく、むしろこの経済下、全く生活できない膨大な人々が生み出されていることを問題にすべきだ。公務員がワーキングプアになり、国民みんながかつかつにしか生きていけない状況が公平で理想とでも言いたいのだろうか。世界は2割の人々が8割の富を分捕り、残り2割の富を8割の人々が分捕りあっているという事実に目を向けなければならない。そして極端な新自由主義の結果、1割の人々が9割の富を分捕り、残り1割の富の分捕り合いを9割の人々がさせられているという現状をこそ問題にしなければ何にも解決しない。株主配当で大資本家がどれほど膨大な金額を労せずして得ているか、大企業の役員配当がどれだけべらぼうに高いかを問題にすべきだ。
 労働することなしに生きていけない膨大な労働者を、恵まれている公務員労働者と恵まれていない民間労働者に分け、むやみに対立させ、問題の本質から目をそらせるやり口にこれ以上だまされてはいけない。

この市長、一度議会から不信任され、失職後再度市長に当選した上での今回のご乱交。こういう人物を市長に押し上げる背景が実は怖いのだ。荒んだ社会が見えてくる。
第一次世界大戦の戦争賠償の重圧の中で、インフレにあえいだドイツ国民は、選挙で排外主義を煽るヒトラーに政権を託し、極めて残虐な戦争犯罪を犯した歴史を想起すべきだ。日本でも保守的路線の新党ができてきた。差別排外主義路線に乗ってはいけない。まさに今は時代の転換期だと言うことがよくわかる。

2010年4月12日月曜日

高崎映画祭終了

昨日で24回高崎映画祭が終わった。今年は15作品しか観れなかった。それでもかなり良い作品があった。最終日は「ハーベイミルク」「デイア・ドクター」を観たがどちらもいいね。同性愛者をカミングアウトし公職に就いた初のアメリカ人ミルクの生涯を描いたドキュメンタリー映画。アメリカ帝国主義は大嫌いだが大衆文化の自由さは本当にすごいと思う。新自由主義で疲弊しきっているアメリカの大衆が本気で怒ったとき時代は変わるね。
そして西川美和監督の「デイア・ドクター」、暮れゆく山村の家々がうっすらと浮かび、そこからバイクの明かりが揺れながら近づくシーンから始まるのだが、これがよかった。信頼されるニセモノと信頼されないホンモノのどっちがいいというのではなく、世間はそんなもんで成り立っているんよ、と言いたいのか。村長が警察手帳をかざす警察官に「そんな手帳見たってホンモノかなんてわからない」というシーンなどもいい。是枝裕和監督の感性と近いところが感じられる。難しいテーマをわかりやすく映画化した作品。

 シテイーギャラリーから市民文化会館に移動するとき、市民市民会館から出てきた土田君とすれ違い、「デイア・ドクター」を観て駐車場から出るとき、「母なる証明」を観るために来た岩城さん夫婦に会った。そして私が行くと必ずいると言っていい中尾司法書士もいた。錯綜する人間の行動が面白いし、それもこの映画祭が作ってくれた。全スタッフに感謝。

土曜日の午後7時からはシネマテークで「頭脳警察」。そして来週は伊勢崎市議選が始まる。

玉村町経営改革実施計画を読み出しているが、どうしても小泉構造改革路線から脱却できていない感じだ。徹底した経費削減と効率、成果を重視した事業の見直しなど「みんなの党」が喜ぶような計画が並ぶが、社会から置き去りにされている人たちにどう手をさしのべるのかも行政の大事な仕事のはず。税金の滞納に対する延滞金の税率年14.6%はどう見ても高すぎる。このあり地獄に入ってしまうと立ち直れる人も立ち直れない。生活再生のため何らかの措置はとれないものか調べたい。

2010年4月11日日曜日

政治の季節が始まるか


昨日「立ち上がれ日本」という新政党ができた。「家出老人の集まり」とか「立ち枯れ日本」とか言われているが、とにかく次の選挙には出られないほどの高齢者が集まり、しかも「国家主義的観念」を前面に押し出しての路線では時代錯誤も甚だしい。他にも新たな政党の話も出ているがどれも右派政党ばかり、これが日本の現状かと嘆くことしきり。新自由主義を問題にすることなしに未来はない。

昨日、高崎音楽センター前広場で蓮舫参院議員を招いて富岡由紀夫議員の街頭演説会が開かれた。7月参院選に向けての演説会だ。民主党には基本軸で自民党と重なる政策がかなりあるため、投げたブーメランが自分の所に飛んでくるような状況になりかねない。リベラル系議員は推すけど保守系は勘弁してよの思いだ。
何度も言うけど小選挙区制度はいけません。民意が政治に反映されないんだから、大雑把に集約されるから、変えるべき大きな所は変わらず、枝葉末節で小競り合いを演じるだけ。イギリスの小選挙区制も座礁しているようだ。
 例えば「普天間問題」。県外移設、国外移設で神経すりつぶしているが、「普天間基地閉鎖、撤去」で腹を固め、これが民意、国民の意思、政権交代の意味としてアメリカと交渉し、押し切るしかない。アメリカの属国として世界中の戦争につきあわされるなんてまっぴら御免という態度で臨むことしかない。


 昨日、ポーランド政府専用機がロシアで着陸に失敗し墜落、大統領夫妻を含む大勢の人々が死亡した。70年前に起きたポーランド将兵2万人以上をソビエト軍が虐殺した「カチンの森」事件の慰霊祭のための訪問だったという。なんと皮肉なことか。「カチンの森事件」は当事者の息子が監督として映画を作り上映されている。期待していた映画だけど複雑な思いで観ることになるだろう。

2010年4月7日水曜日

桜満開の中を国会見学


昨日は天候もよくドライブには最適な一日だった。予定通り50人で満席のバスは一路国会へ、見渡す桜並木は満開で迎えてくれた。参議院会館内の説明を受け、3時過ぎに参議院議長公邸到着、富岡由紀夫議員の出迎えを受ける。公邸の敷地内の桜も満開、記念撮影後、江田五月参議院議長、富岡由紀夫議員のあいさつと懇談のひとときを持った。鋭い質問も飛びだし、単なる表敬訪問とは訳が違うことを示した。新井宏美さんは「人間をモノとして使う社会から、人間として扱う社会に変えるのが新政権の役割だろう」と持論を展開、山口さんは「総理と幹事長の問題の行方は」と鋭く迫った。江田議長はやんわり交わしながらも、「明治維新は下級武士が取って代わったにすぎず、この政権交代こそは国民の意思によるもので、そうならば、そのように結論は導かれるはず」と語った。
 その後NHKの歌謡ショウへ、五木ひろし、橋幸夫、五月みどりだからね。「ダンシングオールナイト」のもんたよしのりも出演していた。結構、締まった公演で、結局、家へ帰ったのが12時。高齢の人も多かったので心配だったが、今の時点で、異常があったという話はない。みんな元気です。

2010年4月4日日曜日

どこも花見


まだ寒さは残るけど、いよいよ桜の花も待ちきれないのでしょうか。
咲き出しました。東部運動公園はまだ咲き始めた状況でまだ早いようです。
町内の桜の見頃は今週半ば以降でしょう。しかし、カレンダーが待ちきれません。
社会体育館の駐車場を利用して桜祭りが開かれました。フラガールもたくさん参加
して賑やかでした。高久さんに声をかけられ、限定100個の龍の玉まんじゅうを
買い込みました。コミュニテイーはセキュリテイ-。

民主党の宣伝カーが町に入ったけど、テープを流しているだけじゃ弱々しくて、思わず
マイクを握りました。「自民党と代わり映えしないのでは政権交代の意味はない。もっとリベラルに。」と。

2010年4月2日金曜日

国会見学の打ち合わせ

6日に予定されている富岡由紀夫事務所の手配による国会見学、参議院議長公邸見学、NHKの歌謡ショウ参観の打ち合わせをバス会社の社長と行った。人数も上限の50名に達しそうだ。桜の花を見ながらのバスツアーもいいでしょう。その後、社長の個人的な相談が長くなってしまった。難しい点もあるので7日以後また考えましょう。
 
夜はシネマまえばしで「国定忠治」を観る。

4日は民主党の宣伝カーが玉村町に入るので、同乗して欲しいとの依頼があり、午前中地元議員として乗り込むことにした。「もっとリベラルに」と叫びたい。

2010年3月31日水曜日

映画「沈黙を破る」から考える事

高崎映画祭の上映映画はやはり観た方がいい作品ぞろいだ。勿論すべては観られないが観た中で、「デイファイアンス」と「沈黙を破る」は特に印象的・示唆的だ。前者はナチスの弾圧と闘うユダヤ人たちの実話を映画化した作品。「誰がため」と両方観るといい。「沈黙を破る」は、2002年イスラエル軍がユルダン川西岸へ侵攻したとき、元イスラエル兵が自らの行為を告発する写真展を開いた。パレスチナ人の実態を撮り続けている土井敏邦監督が占領する側イスラエルの若者や社会に目を向けたドキュメンタリー。
若者たち言う。「イスラエル軍は世界で一番人権を大切にする軍隊というがとんでもない。学校で教わったこととまるで違う犯罪行為を軍はしている」。実体験に基づいた発言だから重い。「沈黙を破る運動」を支援している人も、実は14歳の自分の娘を自爆攻撃により死なせている。可愛い盛りの娘を失った悲しみと怒りは誰とも同じだが、この怒りと悲しみは家族を失ったパレスチナ人も同じだ。「こんな戦争状態の原因を考えると350万人のパレスチナ人を片隅に追いやる政策にある」とイスラエルの政策を批判する。「最後は話し合いで解決するしかない」という。是非、観て欲しい作品だ。

それにしても、第二次大戦時、ナチスに大虐殺されたユダヤ人が今、パレスチナ人をまた大虐殺している現実はいったい何なんだ。ユダヤ人が問題なのではない。シオニズム政策が問題なのだ。

一方の日本、拉致問題に関し、「家族会」の元事務局長だった蓮池透さんが「家族会」から脱退させられたという記事が昨日あった。簡単にいうと除名ということだろう。最近、蓮池透さんが書いた「拉致」という本を読んだ。以前とかなり変わってきた、事実を見る眼をつけてきたと思った。この問題は明治以降の植民地政策から読み解かないと解決不能だと、私は以前から考えている。朝鮮半島の現実は未だ「休戦中」、その中での軍事作戦の一環として行われた事件ということ。日本が軍事作戦でどれほどのことをしたのか、知れば知るほど恐ろしくなる。昨日(過去)のことはすべて伏せておき、今の拉致事件だけ主張しても通らない環境に朝鮮民主主義人民共和国はあることを認識すべきだ。「圧力一辺倒」の家族会の路線は極右路線で、それについて行けない透さんが除名されたならそれでいいではないか。最後は対話路線しかないのだから。
もう一つ、4月に金賢姫が来日し、それが拉致問題の解決になるよう期待する向きもあるそうだが、だめですよ。彼女はすでにすべて語ったし、それ以外のことは出てこないし、国民の感情を対北朝鮮批判一色に染めようとする単なる政治ショーに過ぎない。こんなことをして交渉相手をよりかたくなにさせて解決は遠くなるだけのこと。分かってないよ、中井さん。民主党になっても全く駄目だね。経済制裁で在日を困らせて溜飲を下げているようでは、政治じゃないよ。高校授業料無料化政策から朝鮮学校を排除するなどもってのほか。
 過日、韓国での金賢姫の会見の最後に、彼女は大事なことを言っていたのに、それを無視し、日本で反動的思惑を込めて引き回すのは止めた方がいい。彼女は「北の体面を立てながら交渉するといいですよ」と言った。言葉は正確ではないが、そういう内容のことを確かに言った。誰だってメンツをぶっつぶされて交渉などできますか。我々が逆の立場だったら、どうなのか考えたほうがいい。
 パレスチナとイスラエルの反目の中、イスラエルの元兵士の中から「沈黙を破る運動」が出てきた。日朝関係でも新たな模索と運動が両国から出て来るだろう。日朝国交正常化から南北統一を視野に入れた取り込みの伏線はすでにいくつもある。

2010年3月29日月曜日

是枝裕和監督作品「空気人形」


昨日は高崎映画祭の授賞式で大賑わいだった。
「空気人形」を観るのは2回目だが、是枝作品はいつも繊細で社会の一面を表現している。今の社会には人形としか関われない人が多く存在することを映像で表現し、それだって、何かと関わりながらも社会で生きているのだから、いいのではないかと言っているような気がする。人形(ダッチワイフ)の立場になれば、心を持ったとたんに、ややこしくなり、時に捨てられる運命に、それでも人間の役に立っているんだ、との思いがあるのではないか。何かとの関わりなしには生きていけない人間社会、それが人形でもいいんじゃないの、だったらもう少し人形のことも考えてよ。複雑に絡み合う現代社会を「空気人形」で表現した監督の深い表現行為にはうなるしかない。ペ・ドウナも魅力的な俳優だ。本当にいいですよ。
 受賞記念パーテイーで是枝監督と2年ぶりにお会いし、次回作の話も聞け、自然な雰囲気で話ができたのもよかった。
 常見さんの無理のない健闘をお祈りします。

2010年3月27日土曜日

平居先生を自宅に見舞う。

午前中は藤岡市鬼石町浄法寺の御園保育園の卒園式、17名の子供たちの卒園を祝うファミリィーな雰囲気で保護者、職員、来賓が自然体でいられる雰囲気だった。子供の数が少ないからだろうか。どこへ行っても課題は尽きない。来賓の関口茂樹県議と雑談、この時期どうしても選挙のことや八ツ場ダムの話になってしまう。

 午後は昨日退院した平居先生の自宅を岩城さんと見舞う。先生は元気な様子で病院での治療やら生活を話してくれた。「唯物論者は病気になると大変だよ」。信仰に逃げ込み、現実を紛らすことができないからという意味だ。ベッドのそばには「武装せる予言者・トロツキー」が置いてあり、娘さんに少しずつ読んでもらっているという。奥さんに案内され2階に行くと、窓際以外は本棚でマルクスの資本論は勿論、宇野弘蔵全集、大内力著作集、他社会科学系書籍が整然と並んでいる。学者の研究室のような部屋だ。
 「レーニンがもう少し元気で生きてくれたらロシア革命はこんな状況にはならなかったろう。俗物スターリンが権力を握った事が決定的だった。トロツキーはやはりすごい革命家だね」などと話してくれた。体調が良くなったら最終講義をしたいけど、質問に答える形になるかもしれないので、質問を集めて欲しいということになった。私は先生からいただいた本「戦前のファシズム」さえまだ読み終えていない始末だ。
何はともあれ明日は先生の63歳の誕生日、おめでとうございます。

 一昨日、志尾さんから頂いた「モギマサ日記」を半分ほど読み進んだ。茂木正男さんとは6年ほどだが土田君と含めて結構、本音のつきあいをさせて頂いた。私の後援会ニュースにも映画論を書いてもらったり、玉村町で5回行った映画上映会もみんな茂木さんに手配して頂いたものだ。読み進んで行くと、知っていたことも少しはあるが、むしろ知らなかった事の方が圧倒的に多い。夢多い熱く深い人だった事は確かだ。熱いところに人は集まる。茂木さんは文化ヤクザですよ。その茂木さんを映画をほとんど観ない常見次郎さんがしっかり支えているのも面白い。絶妙の二人、そして意志を継ぐ志尾さんの成長と、それぞれ状況と格闘しながらも映画文化の最先端で市民に勇気を与えてくれている。
明日の授賞式に備え、常見さんが今日退院する。無理をしないで椅子に座っているだけにして下さい。

2010年3月26日金曜日

映画「あんにょん・サヨナラ」

2月から楽しみにしていた映画、群馬県平和運動センターを中心とする実行委員会主催の県内4ケ所上映企画の3会場目の今日は、高崎シティーギャラリー。
 後藤かつみ、角倉邦良両県議が実行委員長を務め、始めと終わりにそれぞれ挨拶をした。二人とも若く問題意識もしっかりしている。何かと荒んだ社会の中で、排外主義や歴史の歪曲で自己満足する風潮に対し、押し返す運動の先頭に立つにはうってつけのコンビだ。
 日本軍に強制的に徴用され、中国で戦死し、靖国神社に合祀された父親を、靖国神社から取り戻すために苦闘する韓国人遺族に寄り添い、ともに闘う日本人の姿を通して、歴史の真実や靖国問題の本質に迫る作品。「靖国神社は軍事施設」と言い切る高橋哲也東大教授の言葉は説得力がある。「韓国併合」から100年目の今年、このような上映会を企画したことに敬意を表したい。
 4回目の上映会は4月10日(土)午後2時から吾妻文化会館。
そして明日からはいよいよ「高崎映画祭」が始まる。

2010年3月24日水曜日

軍服は語るー井上肇の作品


「昭和に生きた人間の証言として、決して陽の当たることはないとしても、描かなければならぬことのひとつと信じて描く」と作者井上肇さんが書き寄せた画集をご子息の井上健先生からいただいた。1枚、1枚の絵の重さに、戦時下を生きた人々の想いをたぐり寄せ、未来を軍服がのし歩く社会にさせないための大きな拠り所の一冊として大事に味わいたい。

午前は芝根小学校の卒業式に参加した。私自身の母校でもあり、知っている子も何人かいたのでより身近な卒業式に感じた。卒業生は73名、「水澄む利根と烏側 相(あい)おう上に開けたる わがふるさとは 上野(かみつけ)の南にあり 名は芝根」の校歌は時代を越えて歌い継がれている。3月は卒業式シーズン、中学校、幼稚園が終わり、29日は保育園の卒園式、そして4月は入学式と続く。

 夕方、シネマテーク高崎で「他がため」の鑑賞後、27日から始まる「高崎映画祭」の準備に余念のない志尾さんたちスタッフを訪ねた。土田君、山田高崎市議がいて、しばらく雑談、28日の授賞式に来る監督や俳優の出迎えの手順などを検討していた。華やかな裏では神経戦が続いているのです。大変だけど止められないんだと思うよ。癖になっちゃってるよ、きっと。映画祭の成功に向け、私も少しくらいのお手伝いはします。

2010年3月22日月曜日

食と農をつなぐいのちの講演会


「食と農をつなぐいのちの講演会」が藤岡市、みかぼ未来館小ホールで、昨年に続き開かれたので参加した。古代米浦部農園、JAたのふじなどの共催での企画だが、午前中は「未来の食卓」という映画上映だった。食卓を自然の味(オーガニック)にしようと南フランスの小さな村が動き出した一年間のドキュメンタリー映画。
昼休みは自然食品の販売がありにぎわった。午後には「有機で未来を拓く」と題し中島紀一茨城大学教授、「子育てはお米のご飯から」と題し宗祥子松が丘助産院院長の講演があった。スローフードと言葉では言いながら、全く実践できていない現実に溜息が出るばかりだ。

 この催しが終わる頃、同じ大ホールでは5時から始まる谷村新司「ココロの学校」の準備で、土田君が宇津木議長と一緒に谷村新司に会い、感激していたのを知ったのは、直後のことだった。9月予定の玉村公演への顔合わせという意味での表敬訪問でしょう。

2010年3月21日日曜日

彼岸花の植え込み作業


天候が不純の状況下、角渕の水辺の森公園に、町長他20人ほどが集まり、彼岸花の植え込みをした。現実に花を楽しむには3年程度かかるそうだが、未来の楽しみのために、仲間が集い汗を流すのはいい感じだ。作業は人数も多かったためか1時間程度で終わった。集まった面々の多士済々ぶりは小さな自治体ゆえかなとも思えた。