遊覧船が待つ蔵の街うずま川 |
聞いてるおじさん、人形とは思えなかった |
10時過ぎに伊勢崎市を出発したが、予定より1時間ほど早く栃木市に着き、午前中に予定の仕事は終わってしまった。
高速道路が整備され、驚くほどの時間短縮だ。
こういうときは地元に敬意を表し観光、と言うわけで、久しぶりの「蔵の街」散策、風が強いため船に乗る人はいないが、寒空の中、カモが群れをなしてゆっくり水面を渡っている。
塚田歴史伝説館では龍と少女の伝説を聞く。
龍伝説は日本中至る所にあるようだ。
帰り際、うずま川を右に眺めながら歩いていると、かなり昔、彼女と来たことを思い出した。
昔といっても100年前のことではない。わずか数十年前のことにすぎないのだが、誰だったのか思い出せない。
若かりし日々、伝説になるような清い一途な関係ばかりでなく、欲望と打算もからめ、手広く交際していたので相手が誰だか混乱してしまう。(忘却能力が人の迷惑にならないように適正に働いているらしい)
龍と結婚した少女のように美しい女性(これは完全に主観)だったことは確かだが、今はもう昔話。
詩の一節を思い出す。
〈年老いた男が川面を見つめて
時の流れを知る日が来るだろうか〉吉田拓郎・マークⅡ
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