岩鼻町に住み群馬の森を散策する歌人門倉まさるさんと玉村町在住の神官西園勲先輩の賀状を紹介し新年のあいさつとします。
《 あけましておめでとうございます
「酒飲めばわが身は軽く夢のよう森のカラスと空に遊ばん」
「八百年秋のままなる絵のなかに蛙兎を転がしにけり」
「絵の中の河豚と蛙の大相撲200年経て勝負のつかず」
「無駄の無い綺麗なかたちの卵から凸凹のある雛が生まれる」》
以上 門倉まさる
《賀 華歳
朝(ちょう)より回(かえ)りて日々に春衣典し 毎日 江頭に酔を尽くしてかえる 酒債 尋常 行く処に有り
人生70古稀稀なり
(中国の生んだ最高の詩人とされる杜甫
朝廷の帰りに春の衣類を質入れし、毎日、曲江のほとりで酔っ払ってから家に帰る。酒の借金はいつものことで、あちこちにあるが、どうせ70歳まで生きられる人は昔から稀なのだ。と言う事ですが、杜甫が40代後半に創った詩、曲江二首の内の一首、退廃的ですが、好きな詩のひとつです。
私も稀な古稀になりました。今年は社会貢献、奉仕に心がけたいと思います。
皇紀2674年元旦》
以上 西園勲
私ときては、「春の海ひねもすのたりのたりかな」の気分。
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