8時半点火、正月は終わり
18日、箱石のどんど焼きが行われた。例年は午前6時半からだったが今年から午前8時30分点火となった。
朝の6時半というとまだまだ寒く暗い。子どもも大人も集合が大変ということで今年からの時間変更となった。
昔はどんど焼きを14日と決めていたので、平日学校へ行く前に、終えることが必要だったために早朝の点火となっていた。
しかし、すでにどんど焼きを休日に変更したため、早朝点火する必要はなく、時間変更は多くの人に受け入れられた。
古いダルマなどを持って村人が集まり、火の中で芋や餅を焼いたりする光景もある。子供会からふるまわれたけんちん汁は格別美味しい。
今年は芝根小学校校長の伊藤先生もわざわざ箱石のどんど焼きの現場を訪れ、その様子を興味深く見ていた。
どんど焼き、新しかったものが時間の経過のなかで古くなり、新しいものに取って代わられるひとつの儀式かもしれない。
その毎年の繰り返しの中で、子どもたちは成長し、大人たちは老いに向かう。
時間の流れのなかで変わっていくもの、守っていくものの峻別が出来る力をつけることが成長というものだろう。
そんなことを考えさせるどんど焼きだ。
午後からは群馬司法書士会での研修会。旧民法に関する身分法・相続法の基礎と題し、愛媛県会の末光祐一会員が講義した。
旧民法、応急法施行中(昭和22年5月3日から昭和22年12月31日まで)の事例、旧民法施行中に生じた事項の新民法施行後(昭和23年1月1日から)に与える影響、また、旧民法施行前に生じた事例(明治26年1月1日から明治33年7月15日)などは、なかなか難しい点もあり、会場は満席。
相続法も時間の経過による時代、社会変化に合わせる形で変わってきた。研修はその時代の考え方に向き合うということ。
群馬司法書士会は研修と自らの研さんにより能力の向上を目指している。ついて行くのも大変だ。
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