超軽量化されたRびん7種
玉村町上福島にある生活クラブ生協で「グリーンシステム学習会」が行われた。講師は生活クラブの山本義美さん。
高度経済成長に伴う大量生産、大量消費、大量廃棄の社会にもたらす「ゴミ問題」にどう対処するか、という課題に、1994年、Rびんを回収して再使用(リユース)することを生活クラブは始めた。
これがグリーンシステム(地球生態系のためのごみの減量)の始まりで、その後、2000年には牛乳をびん化し、牛乳キャップを回収してごみ袋にするマテリアルリサイクル、ピッキング袋を回収してもう一度ピッキング袋を作る水平サイクルの取り組みに広げた。
同時期、完全容器包装リサイクル法が完全施行された。
その特徴は消費者、事業者、自治体に負担を課したこと、しかし、現実は、自治体負担が極端に大きく、事業者負担が少ないため、事業者がゴミ減量への努力を怠る傾向にあり、ゴミ減量が進まない現実となっている。
この現実を受け止め、事業者負担を高めるための法改正が必要という内容の学習会だった。こういう課題に真正面から取り組む姿勢を評価したい。
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