仏に仕える者の正月は忙しく、ちと休憩。
こちら最晩年まで手が届きそう、とほほの年頃年季入り
新年は自宅箱石の貫前神社境内にある公民館での地区総会から始まる。そこで来賓として挨拶をさせていただき、1時間ほどの懇親の後、総会を閉じ、その足で檀家として養命寺に行き新年の挨拶をし、御札を頂戴し、母親の住んでいた家の仏壇に手を合せる。
妹のつくったうどんにキンピラゴボウをたくさんのせ、芋焼酎のお湯割りを飲んで一寝入りするのが何よりの元日。
しかし、今年は元日から藤岡の親戚宅へ行くことになった。
そのかわり2日は自由時間となり、映画鑑賞の一日となる。代休のようなもの。
つれあいの実家では、はしっこい中学生の娘が、言葉にはしないがお年玉を当然にも期待している。その目つきが可愛い。近所の親戚廻りをして、お年玉を集める姿は銀行の集金係のよう。
その後、恒例になったトランプ遊びが今年は特に面白かった。13歳から88歳までの7人での「7並べ」、最後のどんでん返しにみんな「ワッ」と声を出してしまう。この遊び、大人にも広げよう。
藤岡に来た勢いで浄法寺にある曹洞宗永源寺に行き、新年の挨拶。
午後4時近くなので人の出入りは一段落していたが、まだポツポツ檀家の挨拶は続く。毎年手伝いに来る忍にも会えた。
13歳の娘と30代後半の娘をみると、その成長ぶりが手に取るようにわかる。
その姿をみながら、証道和尚と人生論。
成長の後は老化、そして世代交代、時の刻みの中で万物は生き死にを繰り返していく。「諸行無常、悩みは尽きません。」
今年も自分のペース生きることとしよう。
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