公職選挙法違反容疑で石関たかしの元秘書で伊勢崎市議の山越清彦が逮捕されたニュースには驚いた。連座制も視野にいれているという。
石関に関しては、いろいろありすぎて、もうあきれ果てていたが、とうとう自分のところへ回ってきたな、という感じだ。
もう10年近くなるのだろうか、自民党から国政に出られないので、ちょうど空いていた群馬2区から民主党で挑戦し、比例復活した。
その直後から、人の道を外す行動ばかりで、周囲からの信用を全く失っていった。
それは恩を仇で返す見本市のような10年だった。
県連の経理処理に発した問題を無理矢理長引かせ、事務局員の自殺すら招いたことさえあった。
県連を何年も機能喪失させた張本人は石関たかしだ。
自民党で相手にされないから、まずは民主党を使い、分が悪くなると、維新にくら替え、その時の民主党への悪態もひどいものだった。
一時期、小沢一郎を革命家とすら呼んでいた石関は、当然、小沢と行動を共にするのか、と思えば、当時の維新ブームにちゃっかり乗り込み議席獲得。一方の小沢グループはヘロヘロ状態。
そういえば、八ッ場ダム反対を声高に唱えていた時もあった。
しかし、建設続行が決まると、手のひらを返したように、賛成に回った時には恥ずかしくないのか、と心底あきれた。
こういう神経回路は理解できない。もう性に合わないのだ。
政権交代時の選挙では、証紙の貼ってない相手陣営のポスターを写真に撮り、選管に乗り込み、「違反だ、違反だ」と責めあげ、挙げ句の果てには、当選証書の受取りを拒否するなどの醜態をさらした。
今回はアントニオ猪木を呼んでの見世物興行、これが命取りとなった。
一番世話になった角田義一さんを参議院副議長辞任にまで追い込んだ際、「議員も辞職すべきだ」といった言葉をよもや忘れてはいまい。
盟友山越清彦がお縄頂戴となった今、人の非ばかり声高に責め立ててきたことに見合う形で、自ら議員辞職するのは当然だろう。
最後くらい「身を切る改革」をしてもらいたいものだ。
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