舞台あいさつする纐纈あや監督 |
「ひとりじゃ恥ずかしいから」と言われ、つい一緒にパチリ |
〈古代、瀬戸内海を航行する船が危難に瀕したとき、祝島に向かって一心に祈ると、島は霊光を発し、行く先を照らしたという。
自然のなかでつましく暮らし、様々な痛みをかかえながらも,28年もの間、原発建設反対を訴え続けてきた島の人々は、力強く、温かく、潔い。
混迷する現代社会において、祝い島とそこに暮らす人々の存在は、よりいっそう輝きを増し、私たちが進む方向を照らし出すまさに灯台となるだろう。
その光に導かれ、本作は完成した。天と地と海とをつなぐ祝島に、今日も彼らは暮らしを紡いでいる。 監督・纐纈あや〉
この映画は2010年に完成した。福島原発事故の前だ。
反対運動の現場だけを撮るのではなく、祝島に暮らす人々の日常を映すことにより、いかにこの島の人々にとり、海が貴重なのかを浮きだたせている。
高齢化が進んでいるが、一方で、最近は祝島に移り住む人たちも出てきているという。その人たちがつくった「祝島のひじき」を買った。
纐纈あや監督、1974年生まれで自由学園卒業、目線やのびのび感が自然で非常に好感の持てる女性だ。
「応援してください」と言われれば「もちろんですよ」と答えは決まっている。
0 件のコメント:
コメントを投稿