何年かぶりの水戸行き、20日は大洗町の民宿でアンコウ鍋を囲み冬の海の音を聞きながら、といえば聞こえが良すぎ、隣人、隣室のいびきに波音がかき消されながらも、寒い夜、ここは海辺の町なんだと言い聞かせながらの夜を過ごした。北関東道がかなり整ってきたので到着時間も短縮できた。
21日は混雑するだろうと、9時半には偕楽園へ到着。広い公園に植えられている木々の名前やら手入れの仕方など密照さんに聞きながらゆっくり歩いた。弘文亭は歴史の中で優雅なたたずまいを今に残している。梅はまだ二分咲き程度だが、天気も良いためか訪れる人も多く、軒を並べる茶店などは繁盛している様子だった。
近くの徳川記念館を訪れ1時間ほど見学、やはり「大日本史」をつくった水戸藩は根っこからの保守、笑っちゃうくらいの保守。当時の国際情勢を読み切れず、攘夷一辺倒で歴史の中で憤死したようなもの。しかし、興味をそそる人物を続々生み出したことも事実だ。「桜田門外の変」等を実行した歴史を画する爆発力があった。天狗党の進軍などには興味が尽きない。自分自身あの時代、水戸に生きていたら、確実に激派になっていただろうと思えてならない。これからも幕末の水戸藩への接近は続く。
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