1年は終わってみれば早いと感じる。人生もそうなのかも知れない。
議員でもありまた職業柄、人と会う機会が多いことは確かだが、そういう中でもひとりの時間を作り、さまざまな関心事や物思いに耽る時を大事にしている。考え方や人生観を深めることが何をするにも大切と考えているからだ。
映画鑑賞だけでもこれぐらいのことができた。1月頃のことはずっと過去のような気もする。
1年、それは結構いろんなことができる時間なのかもしれない。その積み重ねが人生だ。
「奇跡」「人生、ここにあり」「「GET LOUD」「ナッシュビル」「未来を生きる君たちへ」「チェルノブイリハート」「無常素描」「バビロンの陽光」「アイス・クリードの失踪」「水の惑星」「はやぶさ」「悲しみのミルク」「歓待」「ミラル」「神々と男たち」「一枚のハガキ」「ロックンロールは鳴り止まない」「あぜ道のダンデイー」「ソフイアの夜明け」「照和」「GONZO」「トスカーナの贋作」「しあわせの雨傘」「冷たい熱帯魚」「180度SOUTH」「海炭市叙景」「落語物語」「ソウル・キッチン」「ヘブンズストーリー」「ばかもの」「ANPO」「極悪レミー」「クレアモントホテル」「フェアウエル」「レオニー」「シングルマン」
以上シネマテーク高崎
「天国の日々」「100000年後の安全」「抵抗・レジスタンス」「スリ」「カルメン故郷に帰る」「喜劇大安旅行」「二十四の瞳」「モダン道中その恋待ったなし」「遠い雲」「特急にっぽん」「集金旅行」「歌う弥次喜多黄金道中」「喜びも悲しみも幾年月」「婚約三羽烏」「レイチェル・カーンの感性の森」「二重被爆」「東京物語」「我が家は楽し」「ひろしま」「むかしの歌」「白痴」「麦秋」「サクリファイス」「誓いの休暇」「僕の村は戦場だった」「炎628」「幸せの経済学」「女であること」「ヒバクシャ世界の終わりに」「ミツバチの羽音と地球の回転」「六ヶ所村ラプソデイー」「死刑台のエレベーター」「稲妻」「浮雲」「フランケンシュタイン」「黒い画集」「馬」「有がりたうさん」「社長太平記」「名もなく貧しく美しく」「按摩」「小三治」
以上シネマまえばし
「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」「ゲゲゲの女房」「しあわせの隠れ場所」「シスタースマイル・ドミニクの歌」「終着駅(トルストイ最後の旅)」「カチンの森」「あまっちょろいラブソング」「白と黒」「妻の心」「首」「別れの曲・ショパン生誕200年記念」「善き人のためのソナタ」「ドレスデン運命の日」「ヒトラー最後の12日間」「グッバイレーニン」
以上高崎映画祭
「ヒーローショウ」「川の底からこんにちは」
玉村町での自主企画上映
他に「天井桟敷の人々」「鉄道員」「大脱走」「戦場にかける橋」等をムービックス伊勢崎
「チェルノブイリハート」「100000年後の安心」「ひろしま」「二重被爆」は原発の危険性を今更ながらに思い知らせる作品。
また原発事故のこともあり鎌仲ひとみ監督の3部作「ヒバクシャ世界の終わりに」「六ヶ所村ラプソデイー」「ミツバチの羽音と地球の回転」は印象的だった。
これまでも反原発運動を地道に闘い抜いている人たちの存在と意義を知ることができた。原発を廃止することこそが今回の事故の教訓としなければならない。
正月から通ったのがシネマまえばし、「小三治」は元日に観た。
高峰秀子の作品を何作か観たがどれもよかった。
「馬」では馬の出産を見つめる家族の表情の豊かさに見とれた。また村人達が祭りの時、暗がりで踊ったあの踊りはなんとも不思議な魅力だった。今の盆踊りではなかった。当時、(戦前)の様子がうかがわれる価値ある映画だ。
伴淳三郎もただの役者ではない。「喜劇大安旅行」での機関士役は本物の迫力がある。蒸気機関車で勾配のある登り坂に挑むときの石炭入れ役との呼吸の合わせまで聞こえてきそうな迫真の演技だ。一方、家に帰れば、車掌の息子(フランキー堺)と同じ娘を好きになりどんでん返しをやってのける様はただの役者ではない。
「誓いの休暇」「僕の村は戦場だった」「炎628」は戦争物ソビエト映画、戦争がいかに日常生活をも破壊していく残忍この上ない犯罪行為であることを思い知ることのできる作品だ。
そんな良質の作品を提供してくれたシネマまえばしが来年は休館となる。入居しているビルの改築工事のためだ。いずれ何とか再会して頂きたい。まずは小見さんに感謝。
高崎映画祭では,いつもは20作品ほど観ているが、県議選と重なり少なかった。それでも数えてみると15本。「ヒトラー最後の12日間」「首」「白と黒」「終着駅」などは機会をつくって観ることを進める。
今年最後の映画はシネマテーク高崎で今日観た「カンパニーメン」だ。映画館で志尾さんに短くご挨拶、1年ご苦労様でした。彼女はすでに来年の高崎映画祭に向け走り出している。
これほど映画を観るようになったのは茂木正夫さんの影響だ。土田君は私の1.5倍以上の映画を観ている。念のため。
1月のおすすめはなんといっても14日から上映される「エンデイングノート」だ。
人生を豊かにするため是非ご覧あれ。
0 件のコメント:
コメントを投稿