群馬県玉村町の町長「石川まさお」のブログです。 「瞬間」と「悠久」は決して対立的な言葉ではなく、「瞬間の中に悠久」が、「悠久の中に瞬間」はあります。何かと対立関係で世の中を見ようとする流れに抗すべく、みんなが集える庵を構えました。 新自由主義政策により社会の格差が広がり、荒んでいくのをくい止めるべく、地域に根ざした活動をします。
みんな寿命を全うしようぜ
2012年2月4日土曜日
好きなように生きていろ。
今日、前橋・弁天通りの大蓮寺2階本堂で上映された「RADIOACTIVISTS」を観た。いってみれば「素人の乱」の企画したこの間の脱原発デモを中心に撮ったもの。
その会場で我が深町先輩に会ってしまった。深町さんとは因縁の関係でかねてから、打ち合わせもしないのに、ソビエト映画上映会やその他の集会で幾度となく会ってしまっている。
話が長く自己主張が極端なため(情熱家の証拠)土田君に「伊勢崎のトロツキー」と渾名されている人物。「いよいよ深町さんの時代が来ましたねえ」と言えば「全くそうなんだけど極めてプアーなんだよねえ。闘う資金不足だ」とくる。行動力にちと欠けるが愉快な先輩だ。
西園先輩は自分の本棚の写真を撮って持って来てくれた。現在は神職ゆえさぞ健やかな毎日と思えば全くその通り。「好きな本を貸すよ」と笑顔で話す。
「国家神道」「藤原四代もの知り帖」「歴代天皇辞典」「日本呪術全書」「古史古伝大系」「謎の竹内文書」「神に関する古語の研究」「私訳歎異抄」「旧約聖書」「新約聖書」「世界の宗教」と写真で見るだけでも200冊ほど。しかしまだまだすごい本を持っている。
この正月、「伽耶を知れば日本の古代史がわかる」という本を1年がかりで読み終えた。
(卑弥呼は伽耶の金首露王の第一王女、妙見である。卑弥呼=神功は日本史学会の定説だったが古事記伝を記した本居宣長(1730~1801)が偽史を仕立て上げた。日本は朝鮮半島からの渡来人及び文化の流れを受けていることを本居宣長以前の学者及び人々は当然のことと認識していた。)という内容の本だ。
西園さんとの話は実に面白い。神職だから保守的と考えがちだがイエイエとんでもない。講演会でも構えたい程だ。
そして梅沢君、最近佐高信に入れ込んでいるようで「日本官僚白書」「会社はこれでいいのか」など5冊を持ち込み、「新自由主義を何とかしろ」と言って帰って行った。
栗原君はチャイナ・ミエビル著「都市と都市」を置いていくし、秋山局長からは団鬼六著「快楽なくして何が人生」をいただく。「腑に落ちるとはこの本のこと。最優先で読め」とは秋山評。
最後は土田社長、通信販売で買い込んだ雑誌のめぼしい記事の紹介と評論、ヌードカレンダーを持ち込み「事務所には飾れないでしょう」と言うからガッチリ飾ってやった。
ここまで来ると、芥川賞を受賞した田中慎弥がふらふらしながら「共喰い」を持って来る妄想までしてしまう。持ってきたら読んでやる。
みんな、好きなように生きていろ。
追伸
中里智恵子さん宅に3.11集会の呼び掛け人のお願いに行ったら、「脱原発は当然よ」ということで快く呼び掛け人に著名し賛同金も一口頂いた。
「ところで」というので何かと思ったら「私、アメリカへの旅という本を書いたのよ。お金もかかっていることなので回収する必要があるので、どうにして売ったらいいかしら」と相談を受けた。
「アイルランドの旅」「デンマークの旅2001」に続くもので(人生100歳への時代へ)が副題だ。
とりあえず一冊買い求めて、読んでから売り方の相談をしましょう、ということになった。
中里さんは前期まで玉村町議会議員をしていたこともあり、ときどきご機嫌伺いをしている。
みんな、しぶとい。たいしたモンよ。
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