魂の講演をする安保教授
アクテイブシニア遊学塾が主催する「宮沢賢治の心の世界」の第1回目講演が昨日、玉村町文化センターで行われた。
「困難な時代を生き抜く応援メッセージ」と副題された安保教授の話は、いつものようになめらかで、現代社会の競争の果てに疲れ果てた多くの人々に共感を寄せる姿勢が多くの参加者を呼んでいる。
(雨ニモマケズ 風ニモマケズ・・・ホメラレモセズ サウイフモノニ ワタシハナリタイ 南無妙法蓮華経)
教科書には宗教性を排除するため南無妙法蓮華経が書かれていないが、宮沢賢治を理解する上でこの南無妙法蓮華経は欠かせない。
賢治は田中智学が創設した国柱会信行部に入会し、その思いを理解してくれた妹トシが死亡。そのトシの魂を鎮める鎮魂の意味を込めた「銀河鉄道の夜」は次回30日に徹底的に勉強することになった。
「永訣の朝」「無声慟哭」「オホーツク挽歌」「雨ニモマケズ」の資料も頂いた。
後日、じっくり読みたい。
第2回 5月30日(木)午後7時から9時まで
「宮沢賢治の童話の世界」
第3回 6月6日(木)午後7時から午後9時まで
「宮沢賢治の宗教の世界」
(会場はいずれも玉村町文化センター研修室3)
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