具体的説明の後の質疑の様子
連休後初日の7日、文教福祉常任委員会の所管事務調査として平塚市立崇善小学校にある通級教室を訪問した。
聴力、吃音、話す、聞く等の言語機能の発達に遅れのある児童たちを対象とした「言葉の教室」、自閉症等の発達障害のある児童を対象とした「まなびの教室」が小学校内に併設されているが、児童とともに保護者にもこの教室の意味を理解してもらう工夫もなされていた。
そこで懸命に対応している教師陣には頭が下がる思いだ。
日本の教育の現状は、学力テストで点数主義を横行させ、道徳の教科化で単一思考の子どもの育成の方向に向かっている。
これらの教育方針はグローバリズムへの対応としては逆の道を歩んでいると考える者として、発達障害等により学習の遅れがちな子供たちへの支援をより強力に行うべきだ。
OECD諸国の中で、教育への国家予算の配分率が日本は低い方から数えた方が早いくらいだ。
政府は教育にもっとお金を使い、貧富の差による教育格差を教育の場から解消していくべきだ。
政府や現状に従順な子供たちをつくることが教育ではない。
世界で通用する見識を持つ人間を育てる事こそが社会の力となることを忘れてはならない。
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