御輿で富士子を担ぎ上げ
勝ったも同じ
ベイシア文化会館へ向かう途中、福島瑞穂社民党党首が前橋駅北口で街頭演説をするということで、早速、駅へ向かった。
日曜日の前橋駅は人通りが少なく、寂しい様子だが、かがや富士子は福島瑞穂さんと元気にマイクを握った。
脱原発、反TPP,憲法改悪阻止、アベノミクス批判に迷いはない。
新自由主義批判を満展開した後、「輝く未来を子供たちに」の会場、ベイシア文化会館大ホールへ。
どんなことになるのやらと見ていると、これが猛者の集まりで、話もそれぞれ深いものがある。
<母なる地球と共に生きる>が一部
最初は、アシリ・レラさん。
アイヌ民族の聖地・北海道二風谷生まれの自然環境活動家で世界中の先住民族と交流し、母なる地球からの平和メッセージを伝えているビッグ・マザー。
<食べるものは必要なだけ得ればいいではないか、余分に取る必要はない>
その彼女が加賀谷独志君の妻・富士子が参院選に立つということで、北海道から応援に来るのだから、富士子の考え方に根底的な共感を得ているのだろう。
寿(コトブキ)は沖縄出身の宮城喜光と広島出身のナビのユニット。ナビはインドネシアに住んでいて、そこから飛んできた。
仁志君が沖縄で活動していたとき知り合ったとか。
二人の歌が未来に向けた希望のメッセージで心に響いた。
宮嶋望は前橋市生まれで、現在、北海道に共同学舎新得農場を経営し、障害を持つ仲間たちと酪農・チーズ工房を運営している。
「第3回山のチーズオリンピック」で「さくら」が金賞を受けた。
自然の豊かさに畏敬の念を正しくも抱いている人だ。
著書に「いのちが教えるメタサイエンス」他がある。
田中徳雲は福島原発から17キロ、南相馬市同慶寺の住職。震災により地震と寺が被災、現在、同慶寺を除染しながら、各地を巡り命の講和を説く。
この4人の話だけでもそれぞれ1時間くらいは欲しいほど素晴らしい生き方を示してくれる人たちだ。
そして第2部は<あきらめないで、政治を庶民の手に>
津田大介が司会をし、安田美絵、山本太郎そしてかがや富士子がトークする。
覚悟を固め決意をした人たちの社会の本質を見つめる視線はゆるぎないし、誰をも納得させる。
<自然界と生き物としての人間、欲望と節制、個人と集団、生と死、命の連鎖の尊さという根底的なもののとらえ方を抜きに政治は語れないはずだ。
目先の損得、弱肉強食を是とする経済成長一辺倒の現代社会を根底から否定する感性こそが、実は新しい世界を生み出す。
ドタバタの選挙戦のなかで、このような企画を貫徹した意味は大きい。勝利は我等に>
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