こども太鼓で祭りは始まる |
最後は思いっきり高く。背景は永源寺 |
施設に入所している高齢者が中心なので、熱中症にでもなったら大変とその対策も構えていた。
スタッフは朝から準備開始、その暑いこと、暑いこと、始まるまでに相当力を使い果たしたようだ。
私が到着した3時前は、まだまだ暑く、ここへ高齢者が出てきて本当に大丈夫か、と心配したが、開会の4時になると、急に涼しい風が吹き、暑さも収まりむしろ心地よい中での祭り開始となった。
子どもたちの踊りや歌、八木節、ブラスバンド等いつもながらの企画を見ているうちに2時間は過ぎ、永源寺を明るく照らす提灯が目立つようになった。
みたけ祭が終わると秋、というのが例年の気候だが、今年はどうなるか。
多くの参加者の楽しそうな交流の様子を見ることができただけでもありがたい一日だった。
午前中は「世界最古の洞窟壁画・忘れられた夢の記憶」という映画を観た。
フランス政府がはじめてショーベ洞窟内の撮影を特別許可した貴重な映画。
30000年から40000万年前に書かれた動物たちの壁画がある洞窟の中の様子を撮ったものだが、人間の命の連鎖が今に続いているかと思うと、どのような流れで繋がってきたかはわからないが不思議な感慨を覚える。
この洞窟から30キロほどのところに原子力発電所がある。
暖かい排水のなかでワニが大量繁殖し、真っ白のワニも生まれた。
これらの現実の前に、生物の命の連鎖はどのような未来をもたらすのか想像もつかなくなる。それでも連なっていくのが命だ。
(シネマテーク高崎で9月28日まで。)
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