久しぶりの雨模様となり、田畑も街並みも一息ついた気分だ。
こんなときはシネマテーク高崎で映画鑑賞。
「かぞくのくに」
1970年代に朝鮮に帰国事業で移住した兄が、病気治療のため3ケ月だけ日本への帰国を許され、家族や友人と再会するが、治療も始まらない中、突然、「明日、朝鮮へ帰国するよう」との指令が来る。
「こういうことはよくあるんだ」という兄に対して納得のいかない妹や家族。
分断された民族の厳しい現実のなかでも、たくましくしなやかに生きていく家族を描く。
安藤サクラと井浦新の共演が素晴らしい。
「サニー」(永遠の仲間たち)は学生時代の女性の仲間たちが40代になり再会するまでの話だが、これも楽しくてまた泣けてくる。
誰もが人生は全うしなければ、と感じさせる人生賛歌の1作。
どちらもシネマテーク高崎で9月7日(金)まで。
0 件のコメント:
コメントを投稿